この言葉を書いた紙は「猫に餌をやらないで下さい!」
の下にマジックで大きな文字で書かれていて言い足りない
言葉を貼り足してあった。。
母の事もあり、会社を辞してもう4年近くになる。
私が勤めていた会社のある日本橋界隈には野良さんが
沢山いる。
保護団体の方にはお目にかかる機会は一度もなかっのだけれど、桜耳の猫さんをよく見かけたのできっと色々
手を差し伸べて下さっていたと思います。
一番ショックだった事。
通勤の道のりにある公団の建物の塀には
「野良猫に餌をやらないで下さい!」と大きな文字で看板仕立てで建てられていた。
その事には野良ちゃんを迷惑に思ってられる方や、苦々しい思いで見てられる方が大勢いられのが見て取れる。
一番権利のある「人間」と言う特権を持ってられる以上、ましてや自分ちの敷地ではないのだし、一言も言える立場でも無く権利も無い事も分ってはいます。
でも、人間の特権って何?
言いたい事が言えて訴える口がある事?
弱いものに対して背を向けるならともかくこれでもかと手も足も口も出して命ある弱い立場のこの子達に心無い仕打ちをする。
この子達になにの罪があるというのか。
ご飯も水も人に与えられなければゴミ袋や路上の物を漁る事でしか口には出来ない。
集団での話し合いの末に何でも出来る事が特権?
民主主義の国ですからやり方が間違っているわけでもない。
邪魔な存在と思う人の理由に、私の知り得ない事も多々あると思う。
アレルギーもあるだろうし、絶対に嫌いだとか。
でも昔猫に噛まれたからなんて言うのは聞きたくない理由の一つだ。
何もないのに突然猫さんから噛みつく行為ってあるのだろうか?
糞尿?あなたが生まれ育って来た中で、色んな人にお尻を優しく撫でられたはずですよ、老いて又、何方か他人様のお世話になる事があるかもです。
今や動物さん達だけでなく子供の声が迷惑、外で遊ばしたり運動会の練習も外ですると煩いのでやめてくれと訴える人までいて、何処かの頭にお〇〇の付く元○○ン○○クの選手で選挙で当選した方。
一部の住民のの苦情で子供の遊び場を特権の元で失くすと言う考えその後の抗議で撤回されたのだろうか?
こんな大事な問題を中途半端な報道で終わらせて欲しくない。
子供は何処で遊ぶの?声が煩い?声を出さずに遊べば許されるのか?
子供の声まで規制される不条理に、いい歳まで齢を重ね言いたい放題の出来る方、貴方達に子供の時代は無かったのか?
声を出さずに遊んだ思い出はあるのか?
子供達に声を出して煩いと問題になる思い出は絶対に残して欲しくない。
話を元へ。。
ある日の通勤途中、道路の向かい側の道端で野良さんがただ座っていた。
それを見ていた私の目に一瞬で飛び込んできたのは道を歩く男性が蹴り上げた。
『ンギャー』と一目散に走り去った
道路を渡り、猫さん探したが何処にもいなくて座っていただけのその子をいきなり蹴り上げた男性。
やりきれない気持ちはずっと尾を引いた。
言葉は悪いがその男性を私が蹴ってやりたかった。
「座ってるだけなのに何するのん!!」って。
立て看板では無いが警察に通報したい。
野良ちゃんが蹴られましたで動いてくれるはずは無いが。。
平気でそんな事出来る人が心が病んでるかもとか思うと、やるせなく悲しくて辛い思いで見るだけしか出来ない自分が歯がゆい。
そんな日々の中、ジリジリと刺すような日差しの真夏の事、看板に付け足した大きな貼紙に「猫に水を与えないで下さい!見つけたら通報します!!」と。
通報とは警察か?水を与える行為は法に背くのか?
人間様は暑くても寒くてもエアコンつけて、喉が渇けば喉を鳴らして水もビールも飲めるだろうにと、いくら生き物が嫌いでもせめて人間味のある処し方を望むのは私のエゴなのだろうか…
猫さんは水をよく飲む生き物です。
飲めなければ、命取りになるし病気にもなりうる。
水を探して彷徨う姿は想像するのも辛すぎる。
重ねてになるが、その看板を出すには、沢山の賛同が必要だと思うので、きっと野良ちゃんに拒否反応を示す方が多いと言う事なのでしょうね。
今もあの看板は存在しているのだろうか?
十人十色、百人百様、決して私の意見が全てが正しいとは言いません。
人に優しく地球に優しく動物にもそうあって欲しい。
特に特に特に殺処分がある事、絶対に許せない!!