天地真理さんの 『♪童話作家』 で~す
(ビデオはいちばん下です)
なんて優しい曲なんでしょう
なんて優しい声なんでしょう
時にはささやくように、
時には伸びやかな声で、
心地よいビブラートで、
楽曲の良さをグッと引き出しています
楽曲自体もすごくいぃですよね~
作詞作曲とも、さだまさしさんです。
グレープ時代の曲みたいですネ
そんなんで、あらためて聴いてみると、
この暖かな曲調は、
まぎれもなく さだまさしさんですよね~
なんかあの 『♪雨やどり』 にも、
通じるトコがあるような気がします。
っていっても私、
そんなに多く さだまさしさんの曲を
知ってるわけじゃないんですけど (^^ゞ
『♪童話作家』 ・・・失恋の歌ですよね~
でもよく考えると、そうじゃないって思うの。。。
この曲は 1976年12月リリースの、
アルバム 『童話作家』 (上の写真) のタイトル曲です。
ですけど、同じ年の4月17日にはすでに、
真理さんは、この曲をコンサートで歌ってますネ
さだまさしさん自身も、同時期におこなった、
グレープ解散ライブで歌っています。
さださん、この曲を歌う前に、
「ある女の子の言った言葉から思いついて書いた曲です」
って言っています。
この 「ある女の子」 っていうのが真理さんのことだと思うの。
真理さん自身、グレープのファンで、
コンサートにもよく行っていた、って言っていますから、
楽屋かなんかで、さださんとお話しをしたんだと思います。
その時に 「売れないなら、童話作家にでもなったほうがいぃ」
って真理さんが言ったんじゃないかなぁ・・・
って思います。(私の想像ですけど)
この 『♪童話作家』 をコンサートで歌ったころになると、
天地真理ブームも去って、
それまでのようにオリコン1位の曲が出なくなって、
そんなにヒットしなくなって、
いままで真理さんの周りにいて
チヤホヤしていた人や、うわべだけのファンが、
だんだんと遠ざかっていって・・・
歌詞の中に
『 私が童話作家になろうと思ったのは
あなたにさよならを言われた日 』 ってあります。
この 『あなた』 っていうのは、
上の 「チヤホヤしていた人とか
うわべだけのファン」 のことだと思うんです。
もっと歌詞をみると、
『今まで二人が過ごしたあらすじを
想い出という消しゴムで消して
夢でも食べながらひっそり暮らしてみよう
あなたの横顔を思い出さずに済むように』
すごく意味が深いって思いませんか
アイドルだったころを全部 『想い出』 にして、
これからは自分がほんとうにやりたい 『夢』 を、
かなえるようにしていこう、
っていうことだと私は思います。
そう考えると、2番の歌詞で、
『 原稿用紙に色鉛筆で
幸せの似顔を描いてはみるけど
悲しいくらいに駄目な私の指先は
気がつけば
いつでもあなたの笑顔を描いてる 』
ってあるのは、
「そうは言っても、昔のアイドル時代のように
またみなさんが集まってきてくれるかも・・・」
っていう捨てきれない気持ちを、
あらわしているんでしょうね~
でもそれはもう過去のこと・・・
さだまさしさんも、
そんな元気のない真理さんを、
見て、わかっているでしょうし、
真理さんに対して、
「昔のアイドル時代のことは忘れて、
真理さんなりに、
自分で歩いていけばいいんだよ」
って伝えたかったんじゃないかなぁ・・・
そんな気がするの (^。^)
またこんな別の解釈もできますよね
歌詞の中の 『あなた』 っていうのは、
『白雪姫』 って呼ばれていた真理さん自身で、
「もう白雪姫を卒業して、
これからは白雪姫みたいな童話を、
真理さん自身で語れるような、
童話作家になればいぃんだよ」
っていうさださんからのメッセージともとれますよね~
真理さん、リサイタルなんかで、
この 『♪童話作家』 を、
好んで歌っているようですから、
真理さんも、さださんの思いやりを
すごく感じて、理解してるんだと思います。
でも、どこまでも明るい真理さんの歌声・・・
真理さんがどう思おうと、
これで私たちが癒されるんですよね~
ですから真理さん、
いままでどおり、明るく いてネ (*^。^*)
それじゃぁ 『♪童話作家』 を聴いてみて~ (#^.^#)
今回はライヴ・バージョンです。
真理さんのピアノの弾き語りだそうです。
ビデオ制作は ma4ever100 さんです。
いかがでしたかぁ~
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