昨日の橘樹神社のお祭りのレポートです。


横浜市保土ヶ谷区天王町にある橘樹(たちばな)神社。

源頼朝が京都の祇園社(八坂神社)の御分霊を勧請奉祀したのが始まり。

御祭神は祇園社と同じく素戔嗚尊です。

「橘樹」という社名は、この辺りが橘樹郡だったことに由来するそうです。

初めてお参りする神社。

昨日レポートした通り、元教え子でベリーダンサーのmiwaちゃんが初めてお神楽を舞うのを観に、やはり元教え子のこまきちゃんと訪れました。


昨日一昨日は、あちこちでお祭りが催されていました。

夏に入る前、この時期のお祭りは疫病払いです。

かって、伝染病は「疫病」と呼ばれていました。

温度や湿度が急に上がるこの時期、伝染病が蔓延しやすくなるのは昔も今も同じ。

今のように医学が発達してなくて、病気の原因も判明していなかったのですから、神頼みにもなりますよね。


源頼朝がこの地に勧請した祇園社は、疫病払いのエキスパートの牛頭天王(ごずてんのう)が祭神。

牛頭天王は行疫神(ぎょうえきしん、ぎょうやくしん)で、疫病を司る神なのです。

疫病の親玉を奉り、お祭りをして喜ばせることで、疫病を流行らせないようにお願いするのです。 

神道では牛頭天王と素戔嗚尊を同一視するので、橘樹神社の御祭神は素戔嗚尊となっています。



新型コロナという疫病から解放されてのお祭り。

想像以上に大規模でした。


特に、神社の少し先から延びる「テレミン商店街」はΣ੧(❛□❛✿)

なんなんだ?テレミン?

延々と続く長い商店街です。

調べたら、地元のケーブルテレビ「横浜ケーブルビジョン(YCV)」が、ネーミングライツで命名したそうです。

「テレミン」はYCVのマスコットキャラクターでした。

うーん、生まれてこのかた、ずっと横浜に住んでますが、横浜ケーブルビジョンを知りませんでした。

昭和58年創業の保土ヶ谷区にあるケーブルテレビ、興味が沸きました。



ずらーっと並ぶ屋台。

たくさんの人々。

その中を、向こうからやってくるお神輿!

モーゼのように道が開け、お神輿が進んで行きます。

皆さんすみやかに歩道に。

すぐそばをお神輿が威勢良く通っていきます。

お顔を隠さねばならないのが残念なくらい、皆さん晴れやかな笑顔です( ・∇・)

このお神輿は橘樹神社に向かいます。

宮田町のお神輿でしたが、他の町内のお神輿もあるのかな?



せっかくだから、何か買って食べましょうと、こまきちゃんと屋台を見て歩きました。

定番の焼きそば、たこ焼き、お好み焼きに加え、焼き鳥、牛串、ベビーカステラ、かき氷、じゃがバター、イカ焼き、リンゴ飴、イチゴ飴。

鮎の塩焼きや冷やしキュウリも。

目立ったのは鶏皮炒め。

良い匂いがして美味しそう。

ビール飲む人に人気でしょうね。


あまりにたくさん屋台があるので、途中でギブアップ(^_^;)


買ったのは焼きトウモロコシ。

ちゃんと生のトウモロコシを剥いて、その場で炭火で焼いてます。

良い香りがたまりません(*^o^*)

普通の雰囲気の老夫婦が焼いてました。

その場で食べようと思ったのですが、あまりに熱々なので、持ち帰って家でダンナと半分コして食べました。

ちょっと生っぽかったけど、美味しかったですよ。



今すぐ食べるのは何にしようと迷った挙句、もちもちチーズボールを。

イケる口のこまきちゃんは生ビール、私は自販機でソーダを買って、神社の裏で食べました。

ハチミツをプラスしました。

大きさは野球のボールくらい。

もちもちの生地の中にチーズたっぷり、潰してちぎって、蜂蜜付けで食べます。

うん、これも美味しい♪

売り子のお姉さん、可愛いな。

屋台の売り子のお姉さん、どなたも清楚で可愛いの(*'▽'*)

小顔で、シュッとしてて。




昔ながらのお祭りの光景ですが、かなり変わっていると感じました。


売り子のお姉さんが清楚系美人だったと書きましたが、コロナ前とは屋台の人の雰囲気が違うんです。

テキヤさんっぽくなくて、住民ボランティアなのかな?…って雰囲気。

ヤンキーっぽい人がいないんです。


道にゴミは無いし、酔って大声出してる人や、馬鹿騒ぎしてる若者もいない。

あと、ほとんど浴衣姿を見かけませんでした。

地元の人達が普段着で歩いてる感じでしたよ。

なので、かなりの人混みなのに不快感はありませんでした。

賑わってるけどカオスじゃない雰囲気。


やっぱりお祭りが嬉しいのかなぁ。

笑顔がたくさん見られましたね。

地元の神社、地元のお祭りをみんなで大事にしてる感じがしました。

良いお祭りでした(・∀・)

来年も行ってみたいと思いました。



境内にスマートボールも!

懐かしくて、ついやってしまいました。

子供の頃、近所の神社の縁日でよく遊びました。

1世代下のこまきちゃんは知らなかったですよ。

やってみると絶妙に難しくて、つい夢中になりますが、なかなかビンゴにはならないものですね(^^;




「ボクにはお土産無いの?」

たくさん屋台はあったけど、ウサギが食べられるような物は売ってなかったよ(^◇^;)

トウモロコシの皮やヒゲなんて、ゴヱモンは食べないでしょ?


ウサギの遊ぶようなオモチャも無いしね。


オモチャといえば、お面の屋台でビックリしましたΣ('◉⌓◉’)

売り場の半分くらいは仮面ライダーとかプリキュアとか、テレビで見るキャラクターのお面でしたが、もう半分のスペースには…

おかめ、ひょっとこ、キツネ、猫など伝統的なお面がズラリと!

もちろんプラスチックで子供用サイズです。

こまきちゃんと「あ!鬼滅!!」と声をあげてしまいました。

鍛治の里にいそうなひょっとこのお面を被った子供や、錆兎みたいな狐面を被った子がうろちょろ…

すごいなぁ、鬼滅の影響(´⊙ω⊙`)!

まさか令和の世に子供がひょっとこの面を欲しがるなんて、お面屋さんも驚いたことでしょうね。


ことほど左様に世相が感じられたお祭りでした。

今年は地元のお祭りや、あちこちのお祭りに出掛けてみようと思います。