昨日と今日、横浜市保土ヶ谷区天王町にある橘樹(たちばな)神社のお祭りでした。


…と書きましたが、私も初めて参拝する神社です。

存在すら知りませんでした(^_^;)

相鉄線天王町駅からすぐの、わりと小さな神社。

街中の神社です。

でも、たくさんの楠の大木に囲まれていい感じの神社です。


橘樹神社と言う名前は、かってこの辺りが橘樹郡であったからだそうです。

源頼朝が招聘した神社で、御祭神は素盞嗚尊。



なぜ、この神社にお参りしたかというと、いつもベリーダンスでご紹介している教え子のmiwaちゃんが、この神社で今日、お神楽デビューしたからです。

お神楽好きなので、観に行きました。

同じようにダンナもお神楽好きなのですが、今日は所用があり断念。

miwaちゃんと親交のある教え子のこまきちゃんと行ってきました。



ここが神楽殿。

この後ろに神楽の練習場があり、miwaちゃんはここでお稽古を始めたそうです。



miwaちゃんの出番を待っている間も、いろんな古典芸能が披露されます。

この後、獅子舞になりました。

緑の市松模様を見ると、反射的に「炭治郎!」と思ってしまいます。

お面をとったら、炭治郎くらいの青年でしたよ。



可愛い男の子のかっぽれ。

一人で長い踊りを立派に踊っていました。

振り付けも可愛くて、思わず笑みが溢れます(*´∀`*)



さあ、お神楽が始まりました。

演目は「禊三筒男 式三番叟」。

まず、イザナギノミコトの登場です。

亡き妻を求めて黄泉の国を訪れたイザナギノミコト。

黄泉の国での穢れを祓うため、禊(みそぎ)をします。

穢れを払い、天照大御神、月読命、素戔嗚の三貴神を産み、さらに産まれた海の神様の住吉三神が登場。

海の上の方の澄んだ水を司る上筒男(うわつつのお)の神が、刀を振るって邪気を払います。

神楽殿の四隅で刀で魔を切り付けます。

一人一人、結構たっぷり時間をとって舞います。



その後、海の中の水を司る中筒男(なかつつのお)の神が、

御幣を使って、場を清めていきます。

上筒男神と中筒男神によって、神楽殿だけでなく、観客の私達や神社の境内、橘樹神社のご神域全体が清められました。



その後、海底を司る底筒男(そこつつのお)の神が波の舞を披露します。

扇をひらひらキラキラと動かし、さまざまな波の姿を表すこの舞、とても美しかったので動画をお見せしたかったのですが、どうしても貼れません(T ^ T)



波の舞に誘われて、三番叟(さんばそう)がやってきます。

三番叟ってなんなんだろ?

いくら調べても、踊りの意味しかしわかりませんでした。

踊りの意味は祝賀、めでたい踊りです。

面白いお面を被り、コミカルな仕草で踊ります。


お面をつけてるので顔が見えませんが、こちらがmiwaちゃん。



まだ習って日も浅いのに、こんなに踊れるのはさすが!


こちらは先輩の方。



動きが大きく安定感があります。

さすが先輩、一日の長を感じます。


三番叟も動画を撮ったのですが、やはり貼れず…

つまんないなぁ(´ω`)


でも、お神楽は面白かったですよ。

miwaちゃんは夜神楽も舞い、土蜘蛛の配下の小グモを演じています。

でも、20時まではいられなかったので、観られませんでした。

また次回を楽しみにしてます。




「お神楽観ただけ?」

おや、ゴヱモン、察しがいいね(。-∀-)

さすが、私をよくわかってらっしゃる。


橘樹神社のお祭り、想像の何倍も屋台が並んでいて、久しぶりに縁日を楽しみました。

そのレポートはまた明日に!

その