9/4(木)に発生した台風15号は宮崎県の東海上を進み、翌日5(金)未明に高知県宿毛市に上陸。午前9時頃に和歌山県北部に再上陸し日本列島を横断しました。
その際、静岡県で竜巻が発生。甚大な被害を受けたのは牧之原市、吉田町。また焼津市、掛川市、伊東市、菊川市、茨城県日立市でも竜巻で被害が確認されました。
静岡県吉田町の災害ボランティアセンターは9/8(月)開設され、9/10(水)からボランティアを受け入れています。ネットから登録し9/14(日)日帰りで参加しました。静岡でのボラ活は初めて、1人で運転して行くのも初めて。時間に遅れないように午前2時10分過ぎ西宮市を出発。途中、休憩も取りながら4時間ぐらいで到着しました。
健康福祉センターはぁとふる内にボラセンがあります。
軽トラもスタンバイ。
兵庫県から日帰り、ビックリされましたが、能登半島の最先端・珠洲まで片道約8時間ですから、遠く感じませんでした。

類は友を呼ぶ。今回は久々の一般ボラでしたが、珠洲で活動している「災害ボランティア愛・知・人」のメンバーが!GOさんとエイミー。もちろんお2人も一般ボラで申込んでの参加。しかも約1年前、珠洲の屋根で一緒に作業したメンバーだったので、なんとも心強い!お2人とも笑顔が素敵なムードメーカーです!

マッチングという活動前の班分けで私たちは同じ班に。吉田町のボラセンには、この日20人の一般ボラが参加。依頼主からのニーズは10件でした。
私たちは地元のホームヘルパー Oさんを含め午前は7人で、午後は9人で、竜巻によって屋根が破損したお宅で活動することになりました。ボラセンから持っていく、道具や資材を積み込み出発。

被害状況は深刻でした。竜巻で屋根の瓦が約1/3落下、庭に割れた瓦が沢山散乱していました。
午前は男性4人(午後6人)で瓦の撤去。一輪車に乗せ、狭い通路を通り、段差のある家の門を出て、軽トラックに積む作業。
暑い中、汗だくになりながらも、手分けして効率よく運んでいました。さらに家の中から出た廃棄物も合わせて、廃棄物処理場まで1日に5回往復してくれました。
依頼主は、寝たきりだった88歳のお母様を9/4に亡くされ、その翌日9/5に竜巻の被害に遭い被災した息子さんでした。年齢はお聞きしていませんが60代半ばから後半位だと思われます。ご自身もご病気で、歩くのもやっとという感じ、心身共に大変疲弊されていました。
ホームヘルパーOさんと私たち女子2人は、家の中に上がらせていただきました。廊下の天井が2ヵ所、完全にはがれ落ち、上を見上げると応急処置で張られたブルーシートの色が見えていました。(室内の被災状況の写真はありません)
その天井から泥水が流れ落ち、数日前にもボランティアが入って掃除をしたそうですが、まだ泥が廊下やガラス戸に残っていたため、Oさんが雑巾で綺麗に拭いてくれました。
私たち女子2人はいくつかある部屋の1つ、天井の板が雨漏りでベロンと剥がれかけた部屋での作業。様々な生活用品などが所狭しと置かれていましたが、触ってみると雨漏りの影響で濡れていたため、ほとんど廃棄の状況でした。
実は現場に行く前にOさんから、依頼主は精神的に非常に不安定であることをお聞きしました。そのため限られた時間でしたが、決して焦らせないように、必要なものか廃棄してもよいものかお聞きしながら、気遣いながら作業を進めていきました。
するとごく自然な感じでお母様との思い出話をして下さいました。1度だけ涙ぐまれた瞬間がありましたが、声を荒げることなどなく穏やかな表情で。
例えばお母様がお元気だったころ、ティッシュペーパーを購入したことが無かったと。お母様はグラウンドゴルフがすごくお上手で、勝ったときの景品がティッシュペーパーだったそうです。お母様が大好きなことがすごく伝わってくる思い出話の数々や、写真も出てきたのでお渡しすると懐かしそうに眺めていました。
ただ亡くなられたあと、様々な手続きが色々大変で随分困られているようでした。ご自身も体調が優れない中、無理もありません。またTVで「災害で被災した人のニュースを見て他人事のように思ってたけど、まさか自分がこうなるとは思ってもみなかった」と。
このように作業をしながら、思った以上に会話することが出来ました。被災から少し時間が経ち落ち着いてきたのかもしれませんが、よそ者の私たちだからこそ、気兼ねなく話せた、というのもあるのかもしれません。ボラセンに帰るとき、足がお悪いのに玄関先まで出てきて見送って下さいました。最初に顔を合わせたときよりも、随分表情が柔らかくなっていました。
気になることもありました。閉めっぱなしにされていたようで、畳にカビが3ヵ所。他にもありそうでした。また「食べられない」と。少しでも食べて下さいね、水分っとって下さいねと伝えることしか出来ず…。時間はかかっても少しづつ前を向いて歩んでほしい…と願わずにはいられませんでした。

そのお宅での活動後、周辺を視察しました。道路脇には飛ばされてきたものや、収穫前の稲穂がなぎ倒され、ビニールハウスの残骸が散乱。
いくつものビニールハウスが破壊され無残な様相でした。
農家さんの被害も甚大です。
屋根にブルーシートが張られたあるお宅のお母さんからは、竜巻があった日、天井の蛍光灯から突然、雨水がドバーと流れ落ちたと恐怖体験をお聞きしました。

吉田町の災害ボランティアセンターはニーズが落ち着き縮小されています。こちらをご覧下さい。
同じ班で活動したメンバーです。お1人、地元吉田町の方は仕事があると終了後すぐに帰宅されましたが、何か自分に出来ることをと、想いを持って集まった皆さんとの活動でした。ありがとうございました。
今回の竜巻で一番多く被害が発生した吉田町の隣にある牧之原市、エイミーが案内してくれました。最大瞬間風速75mという国内最大級の竜巻の発生で、浸水被害も含めて1000棟以上の被害が出たようです。
TVニュースで電柱が何本も倒れ通行することが出来なかった道路は、言われないと分からないほど新しい電柱が建てられ、倒れた電柱の撤去と新しい電柱の設置は非常に対応が早かったそうです。
屋根が飛ばされたり、住宅の外壁が飛ばされ部屋の中が丸見えになっているお宅など尋常ではない被害です。屋根や外壁にブルーシートがかけられたお宅の数々、被災後すぐに業者などがブルーシートを張り対応したそうです。ただ言いづらいですが、簡易的に張られたブルーシートと重石に使われている土のう袋。次の台風が来たらヤバイです。その多くが飛ばされ二次被害につながりかねない。現在、技術系のボランティア団体が確かな技術でブルーシートを張り対応していますが、軒数が多すぎる。今後が心配でなりません。
吉田町
牧之原市
(9/15 ON AIR LIST)
M1.佐野元春/SOMEDAY
M2.JANET KAY/CLOSER I GET YOU
M3.指田フミヤ/花になれ
M4.福耳/星のかけらを探しに行こう(リクエスト)
M5.石川ひとみ/まちぶせ(リクエスト)
M6.浜崎あゆみ/SEASONS
M7.Cian/OH MY LITTLE GIRL

















