先月、熊本県南阿蘇村に行き、熊本地震の震災ミュージアム「KIOKU」に行ったときのこと。


案内係さんが私の顔を見て「ロビン像ですか?」って。「え?ロビン像って何ですか?」私はどうやら漫画女子に見えた?(苦笑)

ロビン像というのは人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」の麦わらの一味のキャラクター。熊本地震から10年、漫画「ONE PIECE」の麦わらの一味が復興に大きく貢献しています。

作者 尾田栄一郎さんは熊本市出身。2016年4月16日、2度目の震度7、いわゆる本震が発生した翌日「必ず行くぞー‼」「フンバれよー‼」と「ONE PIECE」の主人公ルフィが、熊本県のマスコットキャラクター・くまモンにメッセージを送りました。

暫くして尾田さんは、熊本県に集英社を通じて「何かお手伝いができないでしょうか」と支援を申し出たそうで、熊本県は「ONE PIECE」とコラボした「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」を立ち上げました。

 



漫画「ONE PIECE」は海賊王を目指す少年ルフィが仲間たちとともに航海を続ける冒険物語。1997年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、今やコミックスの全世界・累計発行部数は6億部を突破。今さらですがめっちゃ人気があるんですね。

2018年、熊本県の若手職員らがキャラクターの銅像を建てて、復興のシンボルにすることを思いつき、まず熊本県庁前にルフィ像を設置。費用1300万円。尾田さんは熊本県に総額8億円以上を寄付。その一部をあてて制作されたそうです。効果は絶大で、ルフィ像を見ようと国内外から観光客が訪れるようになりました。

 

 

ストーリーがありまして、熊本こと「ヒノ国」に上陸した麦わらの一味は、熊本地震の被害が広範囲に及び、今なお住民が苦しんでいることを知ります。そこで船長ルフィが、一味の仲間たちに被災地の復興の手助けを指示。仲間たちはそれぞれの特技で被災地の困りごとを解決し、復興へのエールを送るルフィのもとで再会を誓う‥というもので、被災した9つの市町村に合計10体の像が設置されました。

 

 

こちらは南阿蘇村「KIOKU」に隣接する震災遺構「旧東海大学阿蘇キャンパス」

 



見晴らしの良い場所にロビン像が設置されていました。

 

 

考古学者ロビン像を設置したのは、歴史の語り部として研究を重ね、記憶と教訓を語り継ぐ手助けをしてほしいという思いが込められているそう。

若いカップルがロビンと同じポーズを真似して一緒に写真撮影。微笑ましい光景でした。

 



銅像巡りをするファンも多いでしょうね。熊本地震のことを知っていただく良い機会にもなっていることでしょう。

 

(「KIOKU」展示の中から)

熊本県立美術館では熊本地震10年を「ONE PIECE」と共に振り返る企画展「ONE PIECE熊本復興プロジェクト10年展」を開催中。5月24日(日)まで。入場無料。特設サイトからの事前予約が必要です。

 

 

(26.5.4 ON AIR LIST)

M1.玉置浩二/田園
M2.Bloom Works/FAKE
M3.ザ・ビートルズ/Ob-La-Di,Ob-La-Da
M4.安室奈美恵/Fight Together
M5.東方神起/明日は来るから
M6.小泉今日子/優しい雨(リクエスト)
M7.THE BLUE HEARTS/情熱の薔薇
M8.小田和正/緑の街