飛び跳ねる3頭のイルカの姿。

 

 

石川県珠洲市の飯田港の近く「さいはてのキャバレー」に設置されている壁画です。

 

ネット情報ですが「さいはてのキャバレー」は、かつて珠洲市と佐渡市を結ぶ定期船の待合室として使われ、定期船が廃止されてからは、2017年の奥能登国際芸術祭で案内所やイベント会場として活用されたそうです。

 

昨年1月1日の能登半島地震で、津波の直撃を受けて全壊でした。

 

 

25年前に描かれた壁画は、右下に穴が開いた程度で大きな損傷はありませんでした。でも…。

 

 

建物とともに、壁画も取り壊すことが決まっています。「奇跡のイルカ」と言われているそうですが…。

 

 

壁画の前はこの状態。

 

その周辺は1年以上経った今も殆ど手付かず。

 

 

アスファルトが破壊され、ガードレールもなぎ倒されたまま。

 

 

このような現状ですが、壁画も取り壊される…。あまりに素敵な壁画なだけに、表現出来ないほど残念で…。