お天気だと
ドライブしていても
MT Hoodがこんなに綺麗に見えて
幸せな気分になります
ズ〜っと雨が続くオレゴン
なので余計に
晴れた日は
太陽の光を浴びに
お出かけしたくなります
そんなわけで
以前から気になっていた
Portland Japanese Garden
へ行ってきました
入場券を払うと
ビジターガイドの冊子をくれます
ワシントンパーク内にあるポートランドの日本庭園は
一部日本っぽい日本庭園をアメリカの各地で見てきた私にとって
いい意味で期待を裏切ってくれました
それもそのはず
日本庭園の専門家が手がけた公園
なんちゃってじゃない
由緒正しき
日本の庭園がここに存在したからです
まずは
Antique Gateをくぐって
ジグザグのトレイルを登って行きます
自然豊かな丘陵を生かした
４万８千㎡の広大な敷地の日本庭園
（サンフランシスコの日本庭園の
約２倍もあるそうです）
歩いきながら
ふと上を見上げると
真っ直ぐに伸びた木々が
木陰を作ってくれ
思わず深呼吸してしまいます
Nezu Gate
狛犬さん あ
狛犬さん ん
のお口をしている
狛犬さんが
迎えてくれます
根津門
昨年 兼六園に行ったけれど
ミニ兼六園みたいだと思うくらい
正しい日本庭園が続きます
Flat Garden
では瓢箪型の石庭が
ここは春になると
桜が綺麗に咲くようです
その横の
パビリオンギャラリーでは
「根付」
が特設されていました
根付とは
ポケットのなかった江戸時代に
印籠や巾着、煙草入れなどのさげものを
腰の帯に下げて携帯するために
紐の先に結わえて使用する滑り止めとして作られた
日本独自の小さな細密彫刻
日用品であったためか
着物文化が薄れ、洋服を着るようになると
だんだんと作られなくなったそう
日本より海外での蒐集家がコレクションしているらしく
私も日本で見たことがなく
ここで初めて知り
見ることができました
確か、広重の東海道五十三次の原画も
アメリカで見たんだったなぁ
アメリカで日本の貴重なものに出会うって
不思議であり幸せなことだなぁって
いつも思います
ギャラリーは
とても見やすく
綺麗な所でした
私が気に入ったのは
この子です
１９世紀初めのものらしい
職人さんの細かな作業に
日本人の手先の器用さを改めて感じました
ギャラリーを出ると
ポートランドの街を見下ろせます
その背景には
Mt Hoodが綺麗に見えます
どこから見ても
オレゴン一の山だね
ポートランドのすぐ近くで
こんな素敵な日本庭園があるなんて
オレゴンやっぱり素敵です
相方さんは写真撮影のために
パス（10ドル）をつけています
全然関係ないけれど
前を歩くカビゴンのジャケットのお兄さんが
気になって仕方がなくパパラッチしちゃった💦
そして
石庭へ
日本の龍安寺の枯山水の石庭も有名ですが
なかなかどうして
すごくよかったです
この木々の中に
静かに存在する石庭
ゆっくり眺められて
背筋がピンと伸びる気持ちに
なりました
お花も椿だけ
見ることができましたが
お花の咲く季節になれば
見事だろうなと
想像できました
そして
Kashintei Tea Houseへ
本格的な茶室です
美しい
茶室の中もさる事ながら
そこから見るお庭も素晴らしく
こんなところで
お茶をいただけたら
幸せだろうなと思いました
ここには
鯉が泳いでいました
もうポートランドの中の
日本です
Japanese Arts Lerning CenterやGarden Gift Shop
もあり
Umami Cafe
でゆっくりお茶することもできます
また
お花の咲く季節に
再訪しましょう