3年半ぶりの更新となりました。
2015年7月、ストックホルムから船で15分、Nacka(ナッカ)にあるHotel Jに滞在しました。2009年、2011年に続き3度目の滞在です。

お部屋はJ Newport Seaview。このお部屋は最上階5階に位置し、20㎡ほどのプライベートバルコニーが付いています。北欧ホテルでは貴重なバスタブ付き!! Hotel Jに滞在するならこのお部屋カテゴリーを心からお勧めします。他のSea Viewタイプも拝見しましたが、バルコニーが小さいのよ。。。そしてホテルの庭でくつろぐゲストと目が合う。よって、風呂上がりにバスローブでダラダラくつろげない。1万円程度の差なら、J Newport Seaviewですよ。

 

 

バスタブで筋肉痛をほぐした後、テラスのデッキチェアで行き交う船を眺めて、ボー。寒い。摂氏15度。それでも眺めていたい夕陽の残滓。


夕食は、ホテルから徒歩3分のマリーナレストラン、Restaurant Jで。海上のテラス席がメインのグリル&スウェーデン料理です。週末はストックホルムからお洒落して訪れるお客さんで大混雑ですよ。
 
  
 
  
 
 20時にレストランに入った時は西日が強すぎて思わず室内席へ移動。21時を過ぎると徐々に日差しも落ち着き、22時にトワイライト。 

今回は3 Course Dinner付きの宿泊プランを(半年前からHP経由で!!)予約。前菜・メイン・デザートをグランドメニューから自由にセレクトできました。(一部プラス料金メニュー有り。シーフードプレートなど。一人じゃ無理なボリュームの奴ね。)

食後の飲み物もIncludeでした。

食後のお散歩。暮れなずむ23時のホテルの船着き場。


朝食は別棟Torn Villaで。豪農のお屋敷を美しくRestoreした建物。1階2階を朝食スペース、3階をインセンティブのパーティーや会議に利用。
2011年夏滞在時はTorn Villaでも夕食をいただけたのに、今年はClose1されてました。残念。Restaurant Jに比べてグッとクラシックな佇まいで気に入っていたのに。Blackened Salmonという、黒コショウで真っ黒にソテーされたミディアムレアのサーモンソテー今年も楽しみにしていたのに・・・・。
しかも、ハーフポーションもメニューにあったのよ・・・・。北欧でハーフポーション出すレストランは貴重ですよね。
  
 
 


Torn Villaでの朝食Buffetの美しさは溜息ものです。

 Buffet用にリノベーションされた厨房。セルフですが、パンを選ぶのも焼くのも楽しい。美しい大理石のブレッドカウンター。卵や肉料理などホットディッシュも美しくディスプレイされていました。


 コールドディッシュは、サンルームのカウンターに。窓からは白樺越しにインレットを望めます。美しい朝食・・・

白クロス、Hotel Jナプキン、カトラリーがセットされたテーブルでいただきます!。金魚の朝食は、クロワッサン、豚肉のパテとキュウリ(あれば)、フルーツ、ヨーグルト、ミルクティーを定番とします。あれもこれもと迷うホテル朝食ですが、旅先での体調管理(=胃腸の管理)が大切な年頃になってきましたので、毎朝決まったものを摂るようになってきましたわ。


 

ホテルの前のインレットは、巨大なシリアラインも行き交います。
アーキペラーゴ(ストックホルム群島)散策を予定している方にはお勧めのホテルです。ホテルから徒歩5分のNackaからVaxholm行きの船が出ています。
フィヤーデルホルマナ行きの船はホテルから徒歩3分。Restaurant Jのすぐ隣です。7月は15分間隔くらい頻繁に運行してますから、気が向いたときに船に飛び乗りフィヤーデルホルマナ島で散歩&フィーカして帰ってくるのも良しです。

 
 
 ストックホルムのSlussen443番バスでもアクセスできます。15分くらい。24hour SL Cardが使えるので日中は便利です。ただしSlussen発の終バスが18:45なのでご注意ください。(2015年7月)

やっぱり船アクセス頼りのホテル。NybrokajenからNackaまで15分くらいです。ストックホルム~各島への船は乗船してからチケットを買うのがスタンダードです。(ランチクルーズなどのエクスカーション系は除く)

グスタフスベリへ行くのは、バスでSlussenへ戻り、Slussenで474番バスへ乗り換えるのがベストです。日中なら乗換も問題なしですよ。

ストックホルムのセントラルに数日滞在して観光を満喫した後、Hotel Jで2~3日(アーキペラーゴ訪問も含め)ゆったり過ごすのがお勧めです。

金魚もMiss Claraに3泊し、その後Hotel Jに3泊しました。どちらもオペレーターはNobisグループです。

ストックホルムへバカンスで行かれる方、Hotel Jお勧めです。
ただ7月のストックホルムはどこもサービスはバタバタしていますので「何事もセルフで」「完璧は求めずに」の精神でイライラせずにね。

 
  
 

 
 
 
  
  
 

 

 

禁断の扉を開けました。お一人様の俵屋滞在。

長年の旅館食わず嫌い克服!!日本旅館の価値を知りたいっと、いきなり俵屋の敷居を跨いできました。


仕事を終えて、タクシーでギリギリ滑り込みセーフ。俵屋のお夕食は19:30がラストスタートです・・・はい。旅館ですから、この辺はいつもと勝手が違います。


宿に着くと番頭さんに靴と傘をあずけ、お部屋へ。担当の仲居さんは50代後半のキリリとした美人。遅い到着にやきもきしていた模様・・・料理長が怒ってしまって・・・と困ったような顔。礼儀知らずでスミマセンガーン


長月の献立。

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一品目

お豆のすり流し

海老のアラレ揚げ

その他いろいろ
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二品目

鯛のお造り

ほどよい厚みで美味しい(←コメントが普通すぎる)


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三品目

湯葉と鳥の月見仕立て

セサミスープに、湯葉豆腐が浮かんでおります、お椀の裏も、お月さまのように黄金に輝きます。仲居さんの説明にも力が入ります。セサミは濃厚ですが、味つけはごくごくあっさり。
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俵屋のお酒

すっきり、やや辛口。 ガラスの器が美しいプロポーション。
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四品目

鱧の白焼き

かなりのボリューム。しっとり、ふわっとした身に驚き。鱧はぱさぱさしていて好きでなかったけれど。これは美味しいです。仲居さんも、太鼓判の俵屋の鱧合格


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五品目

茄子の煮浸し

実に普通。我が家で作る煮浸しよりづっと薄味。そして量が多い。残してしまった・・・・

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六品目

里芋と魚のすり身煮物

ほんのり甘く、里芋もトロトロ。美味しかった。我が家の味を、限りなく上品にし、無駄をそぎ落とすとこうなるのでしょうか。
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七品目

鱧の湯引き

また、鱧~!?

調理場からお部屋までの運ぶ間に、やや乾いている。これはパサパサの食感が残り、美味しく頂けなかったしょぼん


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ご飯とお漬け物

小盛りのご飯(食べ掛けではありませんよ)は、かえって食欲をそそる。お米はかなりやわらかめ。茄子の漬物が美味しかった。

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水果

イチジクのコンポート

慣れ親しんだ味。
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全体的に、極薄味。この繊細さは、関東人の30女には分からないぶーぶーぶーぶーぶーぶー

美食家が絶賛する俵屋の懐石は、やっぱり私の味覚には訴えなかった・・・・

好きなものはニンニクとバターだもんな。20年後に出直します。反省。

旅館の室礼、和食の生活、どちらも私のDNAには記憶されていないみたい。日本人なら誰もが「懐かしい」と思う風景や、建築、食べ物、そんな普遍的な存在は、ここにはなかったなあ・・・私がホテル生活に親しみすぎて、ずれてしまったのかなあ。不安だパンダ


仲居さんのフレンドリーな対応にも違和感を感じたなあ。背筋がピンと伸びるような緊張感、黒子に徹する不言実行の美徳、みたいなニッポンの武家文化由来の所作は、ここ俵屋よりもイギリスのマナーハウス滞在時のバトラーさんたちからの方がビンビン感じた。


ここは、岡崎年さんとアーネストさんの歴史と生き様を刻んだ個人の館であって、日本を代表する名旅館とはちょっと違います。って、誰か言ってくれると安心するんだけど。


次の日の午後、事前に予約をしていたスパへ。予約の15分前にスパのレセプションの女性がバギーでヴィラまで迎えに来てくれます。


スパ棟は、リゾート敷地のほぼ中央。センターから流れ落ちる水盤はメインプールへと続きます。
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スパのレセプションにつくと、いきなりお会計。ちょっと引きますが、施術後の煩わしい会計がないのはありがたいかも・・・?


担当のエステティシャンの後を付いて、スパ棟から歩いてスパヴィラへ。結構歩く。林をぬけ、橋をわたり・・・担当の女性が手にしているバスケットには、施術の後に頂くヨーグルトやカットフルーツが入っていましたにひひ
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10棟ほどのスパヴィラの一番奥、バジルという名前のお部屋に到着!


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高い天井。窓の外はメインプールとビーチを見下ろします、まぶしいので私はクローズしていただきました。


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着替え室とシャワーブースはヴィラ内にありました。着替えを済ませ、バンヤンツリー独特のあの「布一枚」を体にくるくるドレスのように巻きつけ、ソファーに座ります。慣れないと布一枚には戸惑います。せめてローブ型だとはおりやすいのですがねぶーぶー

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本日のお香を選びます。Midnight Queenという甘いバラとフルーツの香りを勧められました。真昼間ですがね得意げでも、とてもいい香り。スパイシーな香りが好みですが、甘い香りもたまには良いものですラブラブ


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バラの花びらを散らしたボールで足を洗って、トリートメントスタート。ボディアロママッサージ90分とフェイシャル60分+リラックスタイム30分。合計180分の極楽タイムでした。アップ 東南アジアのリゾートの中では、エステティシャンのマッサージ技術はピカイチかと思われます。肩甲骨のマッサージ、気持ち良かったな。クレンジングの丁寧さも、日本のホテルスパ並み合格 満足です。25000円くらいだったかな。

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着替えを終えて、再びソファに腰かけると、すでにベッドメイクが済んでいました。フルーツを頂き、ゆっくりアンケートを記入している間、担当のエステティシャンは別室で洗い物。私が立ち上がる頃には、お片付け終了。次のゲストを迎える準備もちゃっかりしてました。これは効率が良い運営ですね目


お会計もすましているので、帰りはぶらぶら敷地をお散歩して帰りました得意げ