毎日、熱中症警戒アラートが発令される地域に住んでいるので、暑くて、暑くて、暑い。

地球は沸騰しているどころか、燃えているのでは、と思うくらい。

夏ってこんなに命の危険を感じる季節でしたっけ。

夕立があると、夜は涼しくなるのですが、それでもエアコンがないと寝苦しさを感じます。

地球にやさしく生きていたいのに・・・

 
4月以降は精神的に辛いことが多くて、
一通り過ぎ去ったと思われる今もひきずってて、
そういう自分が嫌になります。
 
とにもかくにも精神的にだけでも元気にならねば!と思って観たのは
「ムーラン・ルージュ」と宝塚宙組「Xcalibur エクスカリバー」宝塚星組「1789」。
 
「ムーラン・ルージュ」は全体的に重い話なのですが、
ところどころにあるコメディな要素や明るいテンポの曲、ラストの盛り上がり、
お金かけてるな~というセットや衣装などのおかげで
観劇後は鼻歌うたいながら軽い気持ちで帰宅できました。
 
力強さを感じるアンサンブルも素敵でした。
最近観た日本のミュージカルはアンサンブルが良くて見ごたえ、聴きごたえがあります。
 
 
宝塚の2作品「Xcalibur エクスカリバー」は韓国、「1789」はフランスの作品。
韓国のミュージカルは凄いという話は聞いていたのだけど、
直接観る機会にはまだなく、作品それ自体にも興味がありました。
 
少年漫画味に溢れ、闇落ちした姿でさえ健気に見えるアーサー、
美声のヒロインのグィネヴィア、 
兄貴分として葛藤し続けるランスロット。
宙組はコーラスに定評がありますが、本当にその通りだと思いました。
アーサー王の物語を韓国で好まれる感じにするとこうなるのか、という点も興味深かったです。
(闇)ヒロイン、モーガンの真白悠希さんが想像を裏切り、期待を超えるという感じの熱演でした。
 
星組の「1789」は前評判も高かったし、想像通りに良かったです。
随分前の話ですが、「1789」に出てくるオランプを、
オランプ・ドゥ・グージュだと思いこんでいて、
あらすじを読んで、フランス革命とは時期が少しずれているのではと疑問に感じたことを思い出しました。
 
フランス革命に限った話ではないですが、歴史や社会というものは、
ロナンやオランプ、ソレーヌのように名を遺さない人々によって作られてきたということを改めて感じました。

フランス人権宣言は、男性の権利を主眼としていて女性は排除されてましたけどね、と冷めた気持ちもありつつ・・・

 

舞台のチケットって何か月も前に取ることが多いので、

気持ちが落ちているときに観劇の予定があると、数か月前の自分えらい~

今の自分もう少し頑張れ~と励みになります。

予定を管理するのがちょっと大変だけど、

近いうちにまた観劇の予定があるし、冷蔵庫にはスイカがあるし、

こういう楽しいことで気持ちを盛り上げながら、

なんとかこの夏を乗り切っていかねば。