「夏休み!!」とはりきってはいたものの、

実家に帰省する必要もなく、

どこかに旅行する予定もなく、

お盆で親戚まわりする以外は学校と家の往復を繰り返す毎日で、

暑くなってきてからは家から出ることもしないという日々を送ってます。

ザ☆ダメ人間?

せめてもの疑問形。いいんだ、後世にその判断を委ねるから。


なので、最近はもっぱらどっぷり研究趣味生活。


例えば読書。

ジャン=ドミニック・ボービー、河野万里子訳『潜水服は蝶の夢を見る』を読みました。

ロックトイン・シンドロームにより身体的自由を奪われ、左目の瞬きによって執筆された随筆。

筆者は潜水服=不自由な自分の身体、蝶=思考という暗喩の中で

ウェットでアイロニックでユーモラスな視点で現実を観察し、

ノスタルジックに、ときにやるせなさを交えて過去に浸る。

運命のいたずらだか科学の進歩だか分からないけれど、

人間から可能性を奪うことはできても、思考力や想像力は奪えないのだなと思った。
どんな状況でも人は「感じること」と「考えること」をやめない限り、

「人間らしく」いられるのかも知れない。

前向きにはならないけれど、そう信じてみたくなった。

脳出血の意識不明から生還した彼が幸運だったのか不幸だったのか、

私はそのことについて判断しようとは思わないけれど

この作品に出会えたことはとても幸運でした。


例えば料理。

お高いお抹茶を頂いたので抹茶のシフォンケーキ

・・・まだ焼いている最中なのですが、

メレンゲが上手く作れなかったのがすでに残念な感じで。

あー、ハンドミキサー欲しい。

でも、トマト缶をカレー鍋にぶち込むだけのトマトカレーは成功らしいよ。


例えば映画。

『崖の上のポニョ』を見てきました。

かわいい、かわいいって、あのポニョが!

ただでさえ子供ってかわいいのに、良い感じの伸びた声で

「すきーーーーーーーーー。」とか言われたら、

愛が何たるかも考えずに、ついでに歳とか場所とかも考えずに

「私もーーーーーーーーー。」と言ってしまいたくなる。

最近のジブリ作品は「愛」を前面に押し出してきている印象があるけど、

今回はより強く全体的に子供っぽい愛が感じられました。

それをどこまで信じられるかは別な話、って話。

かくいう私も愛が何たるか、分かってない部分が多いのですけどね。


私はジブリ作品を1本みると連鎖反応するらしく、

キキとトンボが結婚したことを思ってニヤニヤしながら『魔女の宅急便』を見て、

『千と千尋の神隠し』を見ながら勝手に励まされて、

『風の谷のナウシカ』や『紅の豚』と共にジブリワールドを飛び回ってましたが、

ちょっと脳内飛び疲れしちゃいました。



少し休んで、また飛ぼうと思います。