どうも~、パイナップル好きだから酢豚食うURYUです。
酢豚に入ってる豚肉は必要か不要か論争したい。
前回の続き―
代理人に「クレイジーだ!」言われてからの続きですね。
次の日、そのクラブの練習に参加するため、バイクタクシーで向かう。
まずはクラブの日本人の昂大がいる寮へ。
今のチームはどんな感じか。
どういう監督で、強化部の人達の性格を聞く。
一緒にプレーできたらいいな!
からの、そろそろクラブオフィスの方に行って来るわ。ってことで寮をあとに。
強化部のメンバーに挨拶をして、いざ練習参加!
のはずだった・・・
永田「お疲れ様でぃす。今日練習参加に来たからよろしくねっ。」
強化部「え?練習参加は無理だけど・・?」
永「はい!?練習前に来い言ったじゃん。」
強「それは言ったけども、練習参加等の話はしてない。俺らがオフィスにいる時間がこの時間だから呼んだ。」
永「ん?話すだけなら何故電話で話を進めねえんだ?(バングラデシュ人はメッセージや電話で伝えるのが苦手なのか、直接話すことをこよなく愛する。だからビデオコール多め。)」
強「・・・まぁとりあえずチャイ(ミルクティー)でも飲めよ!」
永「ありがとう。(素直に頂く)」
僕の人生観ぐらい甘いミルクティーを飲み終え、本題へ。
永「代理人の○○は話してたでしょ?俺のこと。」
強「うん。Mohammedan sc で過去にいたことも覚えてるよこっちは。」
永「契約うんぬんの話はしてなかった?フィジカルテストやメディカルテストの話は?」
強「それなんだが、そこから話が進まなかったんだよ・・・。」
永「どういうこと?」
まさかの展開に驚く中、強化部が代理人とのやりとりを見せてきた。
その画面には、代理人が強化部宛てに「URYU NAGATAはまだ怪我してるから、無理だ。俺は薦めれない。」
と送ったメッセージがあった。
強「こういうことだ。(ミルクティーすすりながら渋い顔)」
永「フィジカルテストやメディカルテストの話はしてなかったのか?」
強「その話は出てたが、NAGATAは怪我が治ってないからという理由で止まったよ。」
永「えーーー!?(代理人の奴、無しになったならちゃんと言えよ。てか勝手に判断するなよ。)」
強「そういうわけで、急だし今日一緒にトレーニングすることはできない。申し訳ない。」
永「スパイクあるし、わざわざバイタクで来たんだけど。ちょっとだけならいいべ?」
強「それを認めてしまうと、誰でも練習参加できてしまうから、、できない。」
(まぁそれはそうか。)
永「じゃあ契約とかは可能性ゼロね?」
強「今からまた検討して、上層部にも話を出して、OKが出たなら練習参加でパフォーマンスを見ることはできる。でも答えは5日くらい待つ必要があるな。」
それじゃあもう遅い。
実はこの時に他の国(ライオンが水を吐いてそうな国)の話も上がりつつあったから早く答えが欲しかったこと。(結局こっちもまとまらず。この3日後にダメだったと連絡が来る。)
それに自主トレすらまともにできない環境の中、このまま待つだけでバングラデシュに残るのは酷であった。
永「そっか。そしたら今シーズンは大丈夫。またこの先縁があったらよろしくね。」
その後、昂大に出来事を話し、ほんの30分だけ滞在したクラブを後に。
「こればかりはしょうがない!」と明るかったものの、内心はふざけんな。で一杯でした。連絡なしで勝手に終わらせてた代理人をね。
のんきに「今日はどうだった?」と連絡がきたが、
一々彼に怒るのもバカバカしくなったので、「選手とその家族の人生を預かる仕事なら、もっと責任を持つべきだ。恥ずかしい。」で終わらす。
あと、「俺がクレイジーなら、お前は嘘つきなクレイジーだ。」と20時間根に持ってたクレイジーをぶつける(笑)
日本人宿あじさいに戻る帰路で見つけた、落ちてる野良犬
お前のような気分だよ(笑)
今季のバングラデシュは無くなったけど、他でのチャンスはまだあったので、コンディション調整のために前日来た公園へ足を運ぶ。
このあとちゃんとサッカー少年達は現れ、一緒にボールを蹴ることに。
ちょうど1か月の断食が始まる前の日だったので、これ以降は会うことがなかった。日中にサッカーはしんどいしね。
またバングラに行くなら是非とも彼らと再会したい。
ご縁があり、日本人学校でサッカー教室もできました。
ずっとしたかったことが叶う!
バングラのような国で育つ子供達は強い!こういう出会いにも感謝!
サッカー教室の後、お母さま方からご飯をご馳走に。
ダッカにある日本食レストラン匠。美味しかった。ありがとうございました!
現地の料理も食べれたし。
ほんの1週間ちょいの滞在でしたが、
これまでやりたかったことができたり、参加したかったことに参加できたり、再会したかった人達と一瞬でしたが再会できました。
とても濃かったなと。
やはりバングラデシュは好きです。これまで非日常な国はない。
それに、日本人コミュニティが素晴らしい。
海外在住同士の馴れ合いをしてるという訳ではなく、協力し合い、支えあってる感じ。
色んなハプニングがあり、毎日むかつくことは起こるけど、この国の困難を分かり合えるから、絆が深くなるんだなと。
「バングラなんか。」っと、どの業界でも何も知らないくせになめてくる人間はいるが、あなたにはできないことを現地でやっている人(闘っている人)へのリスペクトが欠ける。
一度こっちに来てみてほしいものだ。
首都ダッカの夕日。
もうこの時には候補としてあがっていた話はどこもなくなり、一旦日本へ帰ることに。
バングラデシュ第2章は全く持って望んだ結末ではありませんでした。
こんな感じで終わるのか。という悔しさと虚しさ。
「このあと俺どうしようかな。」
ってよりも、
「これからどうなって行くんだ俺の人生。」
で一杯でした。
そんな中、神様そりゃあ厳しいよーって展開が起こる。
続く...
今日もありがとうございました。
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