どうも〜、言葉の魔術師URYUです。

前回公表した通り、現在僕は日本にいます。
そこでこの記事では、『バングラデシュ出国から政府指定の強制隔離ホテル到着までのお話』をしていきます。
今後バングラから帰国される方のお役に立てたり、海外在住の日本人が出国から帰国するまでの経緯を皆さんに紹介できれば嬉しいです。
クラブとの契約の方は、今シーズンをもって切れます。(アジアではだいたい単年契約)
来季の話もありましたが、怪我をしてしまった以上は白紙です。
いつ復帰できるかも分からないのと、貴重な外国人枠になるため、数カ月リハビリだけの外国人選手を雇うことはまずないでしょう。

クラブからは、「治ったらまた呼び戻したい」と言われてても、正直今はそこまで考えれません!
まずは復帰までのプロセスを固めて、焦らず段階を踏んでいく必要があるので。

しばらくは無所属が続きます。戻るか戻れるかも分かりません!
それでもクラブへの愛、バングラデシュへの愛は変わりません😊



今回はコロナ禍、オリンピックの中ということで特殊な帰国となりました。
色々とクリアし、何とか日本へ戻ってこれた感じです。
夜中3AMにバングラデシュ、ダッカ空港へ到着。
クラブがチームバスを出してくれました。


現在(2021年7月19日)、バングラデシュから日本へ帰る便はかなり限られています。
①スリランカ経由、成田着
②トルコ経由、羽田着
③その他(カタール経由orマレーシア経由、成田着)

③は無事に乗り継ぎができて帰れるかは不明。
①、②は乗り継ぎでの問題はなし、同じ航空会社で預け荷物なども心配はなし、トランジットビザを取らなくてもよい(経由地での出国はしません)。


最初、①のスリランカ経由で16時間(乗り継ぎは6時間待ち)を取ろうと思ったのですが、予約が遅くなってしまい席が無くなる。

それも、
"松葉杖無く歩けるようになった最短日"で帰りたかった(松葉杖あると色々とめんどいし、スーツケース引けないのはしんどい😂)、
クラブがすぐお金を用意できない(給料と帰国のチケット代)、
バングラ在住の方々にユニフォームをお届けしたり、
エクマットラの子供達へ支援用のサッカー用具を預かってもらったり(怪我のため今回はできなくなったため)
…などなど、色々と出国するまでに待つ事、やる事があり、時間が必要でした。
そんで、3日前にやっと②のトルコ経由のチケット予約が完了。
【ターキッシュエアラインズ】
ダッカ→イスタンブール→羽田
合計約33時間(乗り継ぎ時間13時間)
約21万円(予約変更可、預け荷物23kg×2)
※スリランカ経由だと13〜15万くらいです。(合計約16時間、乗り継ぎ6時間)


💡出国の72時間以内には、
日本入国に必要な書類も作成してくれる政府指定の病院でPCR検査を受け、
翌日に陰性証明書を受け取る。(この時飛び立つ15時間前)
陰性証明書は、日本入国の手続きにおいて有効と認められるフォーマットでなければなりません。
6:30AMにダッカを発ち、8時間でイスタンブール着。飛行機を降りてから特に時間のかかることは無かったです。
プライオリティパスの使えるラウンジもOPENしてました。名前はIGA LOUNGE。
広くてオシャレなラウンジ。
スリランカではラウンジ使えないみたいです!行動制限あり。
イスタンブールは行動制限が全く無し。本当にコロナ禍!?ってくらいの人の多さでした。

乗り継ぎ6時間ラウンジ使えないスリランカ、もしくはラウンジ使えるけど13時間待つイスタンブール。
フードのバラエティーは微妙。

バーがあって、そこではお酒なんでも飲み放題。
フードより遥かに充実してました。
イスラム教国だけど、お酒とかは厳しくないのかな🤔なので乗り継ぎ時間に飲みたい人はオススメ。

怪我なくシーズンが無事に終わっていたら、ビールをクゥーってやりたかったものです🍻
治るまでは禁酒します!
スーパーのお惣菜コーナーを想像して下さい。
とりあえず腹減ったから色々と取ってはみたけども、ほぼ全て口に合わず😂
あの永田が美味いと言わないって相当だぞ…(笑)

トルコ料理って世界3代料理のはずだけど、ラウンジでは手を抜いてるのか?
そもそもお惣菜だからトルコ料理ではないのか?
とにかく、僕の舌がこれらの味付けを完全に嫌がってました😭🇹🇷
唯一ちゃんと味わえたのはパンと左のチキン揚げたのくらい。
↕13時間の待機中はこいつらで腹を満たしました。闘えた食べ物はこれくらい。このチキンがケバブ風の味付けでいくらでも食えた🐔


仮眠も取れるスペースあり。(漫喫みたいな感じ)
寝たり、サッカーの試合見たり。(アルゼンチン代表のこの10番がやたら上手かった。多分サッカー経験者だわ)
あと、ラウンジ内はシャワーも浴びれました!(タオル無料貸し出し)
長時間のフライトには有難き幸せ🚿🛀

ラウンジWi-Fiはありますが、動画とか見るならめっちゃ遅いのでご注意を!
13時間の闘いを終え、いざ羽田へ!

っと周りを見渡すとオリンピックに出場する選手だらけ。
目の前にはセルビア代表の水球チームがいました。もれなくみんな怪物だった😂185-190cmのゴリゴリマッチョ。迫力あったわ(笑)調べたら世界1クラスなんだってね。
席は自由席で初めて1番前になった。最前列広い😆

ダッカ→イスタンブールの時は怪我してる方の膝が伸ばせなくて凄く苦しかったけど、イスタンブール→羽田はめちゃくちゃ快適だった。こんな風に足伸ばす(笑)

両隣はオリンピックに出るベラルーシ出身の女子ホッケーと女子体操の選手。
僕が窓側席なのに図々しく先に窓側座ってましたよ(笑)
一々変われとは言いませんでしたが😂まぁおかげで二人とは仲良くなりました(笑)

日本人だとお行儀悪いと思われるからやらないけど、彼女らはこのくらい余裕でやってきます🦵
なので僕も気にせず下肢挙上!!
おかげで膝楽でした😊
10時間のフライトで羽田に着く。(6PM)
そこからが長く、たくさん歩いてしんどかった。

[書類の提出]
[唾液でのPCR検査]
[アプリの説明]
数々の検疫を突破し、待ち時間を含めて羽田空港を出れたのが着陸から4時後。

検疫のため、空港内を2キロくらい歩きました。
膝がロッキング状態で踵がつけなかったので、何人もの人に追い抜かされる😂
グループで移動するときは出だし先頭も気づけば最後尾で歩き、集団から5馬身差くらい離された🐎

何度も言うように、この日は"松葉杖無く歩けるようになった最短日"。

周りには、オリンピック出場の母国を背負うアスリート達がいる🌍💪
でも、その中で一際目立ったのが、足引きずり小僧の永田だった😎これは間違いない。
少しは羽田で輝きを残せたと思う。
↑入国の時にチェックされるアプリ。事前にインストールして初期登録しといた方がいいです!
10PMに政府指定のホテルへ出発
横浜ベイタワーのアパホテル着

政府指定なので、ホテルは決められてます。
滞在費は無料で予約は一切いりません。
部屋到着は11PMになりました。
ダッカ空港でチェックインしてから隔離ホテルまでは約40時間の闘い。
なんとか無事に帰国できて良かったです。


次回は強制隔離生活の様子を紹介します!


今日もありがとうございました。

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