メゾン・エ・オブジェ回顧録(その3)
メゾン・エ・オブジェの期間中、
土曜日の一日だけ観光の時間を頂きました。
私が滞在していたサン トゥアンと言う町には、
有名な「クリニャンクール蚤の市」があります。
7ヘクタールの広さを誇り、
世界最大級のアンティークマーケットとも称されます。
地べたで販売しているお店とか、
高級ブティックのようなお店とかがあるので
とにかくアンティークが大好きな人なら
楽しくて仕方がないと思います。
私も記念に何か一つゲットしようと
フランス在住の日本人の友達と合流して
「クリニャンクール蚤の市」に繰り出しました。
アーケードが付いているお店は、
高級で私の手の届きそうな物は無さそうでしたので
青空市のような所で物色していると、
一つ「これ良いな」と思える物を見つけました。
アルミ製でオーバル型の小さな飯盒なんですけど
一目惚れしたので
「how much」と聞いてみると
5ユーロとの事。
頭の中で計算して、1ユーロ160円=800円か?
中蓋も付いているし、そんなもんかなと思いましたが、
ダメ元でディスカウントをお願いしました。
すると意外とあっさり3ユーロ迄、まけてくれたので
上機嫌で購入しました。
その後、昼食を取るために
友達お勧めの気軽なフランスレストランへ向かいました。
生ハムと硬いパンの上にチーズが乗った料理でしたけど
赤ワインと合ってとても美味しかったです。
食後も蚤の市を散策。
友達の話によると、
高級アンティークのお店は、沢山の職人を抱えていて
修理して高く売るそうです。
同じ市場の青空で販売しているようなところからも
仕入れるそうで、
目利きが良いと利益も大きくなるため
真剣な表情で目を凝らして物色するそうですよ。
日本のアンティークを扱っているお店もありましたね。
こけしが人気のようで、
店主に聞くと、一年に一度日本に仕入れに行くそうです。
なんと地元和歌山の“白浜温泉”と書いたこけしもありましたよ。
思わず日本に帰してやろうかなと思いましたけど、
いいお値段でしたので諦めました。
午後からはバスで移動して、パリ市内に向かいました。
続きは明日。お楽しみに!!
【民藝雑貨&cafe 肚茶原】
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