最後の砦がこわれてしまいました・・・。

贅沢な生活がしたい、仕事ができる人間になりたい、何か大きなことをして名を残したいという野望は、とっくの昔にあきらめていました。

もちろんあきらめようと思ったのは、たくさんの失敗や挫折があってのことです。

痛い目や苦しい目に遭いながら、一つひとつ夢をあきらめてきました。


そして最後に残ったのが「夫婦で仲良くやっていく」という夢。

子どもが授かるかどうかはわからないですし、ずっとコウノトリが来ない状態でしたから「子どもはムリかも」と考えています。


夫婦で仲良くやっていくという最後の夢さえも、叶わないかな~(涙。


  夫はとても無口で、自分の感情を言葉にして伝えるのが苦手です。


私は話しあえばお互いにわかり合えると思っていました。

がしかし、話し合いができない・・・・・(涙。


ことさらに大きな野望を抱いているのではなくて、「夫婦で仲良くやっていきたい」という小さな夢。

仲良くやっていくために話し合いをしたいのに、それができない。


神様はいるんだな~と、実感しました。

こんな小さな望みさえムリだというからには、誰かの意思が働いているとしか思えない。

神様がわたしに何かを望んでいて、そのために夢を一つずつつぶしていってるんだろうな・・・・・と。

ずっと後になれば「良い経験になった♪」と言えるのでしょうが、今はムリですよ~!


 いわゆるスピード婚というもので、知り合って4カ月くらいで入籍しました。

結婚する前から無口なのは知っていましたが、まさか話し合いができないとは思ってもみなかったのです。


私は頑張りすぎるタイプで、相手の希望をかなえようとムリをすることが多いです。

彼を喜ばせたい、彼の親を満足させたいと考えて、今おもえばずいぶんとムリをしていました。


親が希望する結婚式にしようとか、彼の負担を減らすために彼の会社で頑張ろうとか・・・・。

結果、相手は「してもらって当然」と思うようになり、わたしはストレスからウツになりました。


ウツになってからは姑や舅との付き合いはシャットアウト、仕事はやめてストレスを減らすようにしました。

だけど以前いろいろされたことを忘れたワケでは、ない。


普段は忘れて夫と仲良くやっているのですが、ふとした拍子に再浮上します。


 今日はカウンセリングの日でした。

妊娠を希望しているので精神科の薬はのまないほうがいいと判断して、その代わりにカウンセリングをお願いしています。

カウンセリングの内容は、いつでも夫とその家族のこと。

わたしのストレスの原因は、それしかない(苦笑。


カウンセリングを受けるので、前から気になっていたことを夫に聞いてみました。


「わたしの立場から見たことだから、あなたの見方とはちがうと思うけど・・・・・」と前置きをした上で、

「結婚してからこの1年、嫁としての義務は果たせと言われて、やるべき事はやってきた。

だけど義務を果たす上でイヤな事や傷つくことがあっても、そのフォローはしてもらえなかったと思う。


嫁の義務は果たせ。だけど義務を果たす上で傷ついたら、自分で何とかしろ。

俺は関係ない。俺は知らない。

というのがあなたの態度だったと思うけど、どうなの?」


夫は無言です。


「たとえば去年、流産したよね。

流産した後であなたの弟の結婚が決まって、顔合わせだ結婚式だって話になって、嫁の私にも出席するようにって言われた。

落ち込んでた時期だから、できればそっとしておいてほしかった。

これが本当の娘だったら、身体は大丈夫か?もし大丈夫なら出席できるか?って聞かれると思うのよ。

だけど嫁だと最初から出席しなさいって命令やん?

誰も嫁の心配はしてくれない。


そういう事がこれまでに何度もあったから、弟さんの結婚式には出席しませんって言ったよね。

あなたの実家にケンカを売るのは覚悟の上。

それくらい、わたしはキズついた。


だけどあなたも親も「家族だから出席しなさい」の一点張りやん?

家族だったら何がわたしをキズつけて、どうしたら私が動くかはわかるやろう。

たかだか紙切れ一枚で法的に家族になったからって、何もわからんのに「家族だから」って、なに?


家族になれてないから仲がこじれてるのに、「家族だから」って嫁の私に押し付けてきてるのはお宅の息子さんのお祝い事やん?


そういうのって、気持ちわるい。」


今までのことを考えると「お前は家族になったんだから、私たちの思うように動きなさい」と暗に言われていて、わたしは素直に何とかしようとジタバタしていたわけです。

だけど私の頑張りにも、限度ってものがある。

いろいろとしていく中でお互いにキズつくことは予想していたけれど、そのフォローがないとは予想してなかった。


キズつくことさえ、自己責任だったのか・・・・・と、目の前が真っ暗になった。


「話し合いをすればお互いにわかり合えると思ってたけど、その話し合いさえできなかったよね。

起こってしまったことは、仕方ない。

だけど何が原因だったのか、どうすれば次に活かせるのか?それはハッキリさせて将来につなげたかった。

でも、話し合いができないとはね。」


ここでやっと夫が口を開きました。


「話し合いをしたって答えが出るわけじゃないし。」


今まで何度も話しをしようとしてわかってきたのは、夫はその場をやり過ごせばいいと考えていること。

マズいことがあればやりすごして、なかったことにしようと思っている。


だけどそれじゃあ、ケンカした意味がナイと思うんですけど・・・・・・。


夫はまた、こうも言いました。


「きよこは色々あったことの悪い部分だけをつなげて、一つの話にしている。」


なんだ、それ?

わたしが被害妄想ってか?


「それなら聞くけど、わたし、事実とちがうことを言ったことある?」


夫は無言。

だって、事実しか言ってないもの。

被害妄想と言われようが起こったことは事実だし、それでキズついたのも事実。

ありもしない事で想像をふくらませて、キズついたなんて言ってない。


夫に「(妻は)敵でも味方でもない」って言われて、キズつかない妻っているの??


泣きながら訴えても伝わらないから、「心のキズがわからんのなら、実際に見せたらぁ~っ!」って自分の腕にナイフでキズつけて見せたけど、アレ、無駄だったの??

自分で自分をケガさせる趣味は、ないぞ。


この1年、言葉を尽くして頑張ってきましたが、話し合いは不可能という答えが見えてきました。


夫婦で仲良くという、人としての最小単位の幸せを望んでいましたが、それも不可能なようです。


かくなる上は、「わたし一人で幸せになる」というのが残された現実です。


一人でいる時に感じる孤独より、二人でいる時に感じる孤独のほうが、ツライんですけど・・・・・。


だけど現実は現実ですものね~。


一人で精神的に自立して、今置かれている状況で幸せだと思うようになりたい・・・・・・。


というようなことをカウンセリングの先生に話したら、

「・・・・・・・・長いながい道のりですね・・・・・・。」と、言われました。


第三者から見ても、厳しい状況らしい・・・・・・。

道のりは長いそうな・・・・・・・・。





  私のおかんは料理がキライ。

ある日、子どもだった私にマジメは顔で

「今日のごはん、セブンイレブンとローソン、どっちがいい?」と聞いてきたツワモノです。

キレイ好きだった母は台所が汚れるのがよほどイヤだったらしく、揚げ物はしない(油が飛ぶから)焼き物はしない(コンロが汚れるから)という、かなり強引なルールが数多くありました。



わたしにとって「おふくろの味」は、コンビニやスーパーの味です(笑)


 夫はかなりの箱入り息子で、結婚前からその予兆はありました。

ずっと主婦だった祖母と母親に育てられた彼は、専業主婦の母親が二人いたようなかんじ。

大事に大事に育てられたんだろうな~と思っていました。


 結婚して二人きりの生活が始まったある日、食事の準備を終えてあとは食べるだけという時に「ご飯、よそってくれる?」と夫にたのみました。

しゃもじと夫のお茶碗をわたして「ご飯はそこにあるから」と言うと、彼は突っ立ったままボーっとしています。

「どうしたらいい?」と聞いてきたので内心ビックリしながら「これはしゃもじと言ってね、ご飯をよそう道具よ。」と説明しました。

しゃもじの使い方を知らない人がこの世の中にいるなんて・・・・!!


しゃもじの使い方は説明したからこれでOKだろうとおかずを盛りつけていたら、

また「どうしたらいい?」と聞いてきます。

「あ、私のご飯は自分でよそうから、自分のだけよそって。」と言うと、またまた「どうしたらいい?」と聞きます。


いやぁ~な予感がして「なにが?」と聞くと、「どれくらい入れたらいい?」と質問返しです。

「どれくらいって・・・自分が食べたいだけ入れたらいいやん。」と言うと、「わからへん。」と・・・・・。

「わからへん。」の、意味がわからへんわっ!!!


よくよく聞いてみると夫は、食卓にご飯とおかずが並んだ状態しか知らないらしい・・・。

椅子に座れば目の前に食事がきちんと並んでいて、あとは食べるだけになっているという・・・・・。

自分でご飯をよそったことがないので、どれくらいが適正な量かわからないと・・・・・。


「自分が食べたいだけ、よそったらええやん・・・・。」

「どれくらい食べたいか、わからへん。」


ありえへん。自分の腹具合がわからんなんて、ありえへん・・・・。


なんとか茶碗にご飯を入れさせて、やっと食卓についた時にはガックリ疲れていました。

これから先、どうなるんや・・・・。

暗澹とした気分で食事を始めると、夫が一言「ご飯がやわらかい。もっと堅いほうがいい。」と言いやがりました。


「自分のご飯もよそえんヤツに、ご飯の堅さを言われたくないわ~っっ!!」と内心では叫んだものの、新婚当時の私はまだ文句を言うほどの勇気がなく、文句と一緒にゴハンをぐっと飲み込みました。


それから後もことあるごとに「ご飯がやわらかい。もっと堅いほうがいい。」と言われ、納得はいかないものの堅めのご飯を炊くことにしました。


コンビニ弁当で育った反動か、私はけっこう料理にこだわります。

米はガスで炊くのが美味しいと思うので、鍋に米と水を入れ目分量で調節をします。

上手に炊けるとピカピカに光ったご飯が食べられるのですが、夫の希望する堅さだとピカピカ光らないし美味しくない。

私にとっては美味しくないのですが、夫にとっては慣れ親しんだ味らしい。

つまり「おふくろの味」。


なんだかな~。納得いかないな~。


しゃもじの使い方を知らなかった夫はそれからもビックリするくらい家事ができず、何度もボーゼンとさせられました。

家事を一切してこなかったので、家事という分野があることさえ知らなかったらしい。


洗濯機に汚れた服を入れたらマシンが自動的に洗ってかわかして、勝手にかわいてたたまれて、タンスにキレイに並べられると思っていたらしい・・・。

ってか、誰かが洗濯しないとタンスに服が並ばないということを、考えたこともなかったらしい・・・・。

誰かが掃除をしないと、部屋はキレイにならない。

誰かが食事を作らないと、ご飯が食べられない。

そんな当たり前のことにも気づかないくらい、おばあちゃんと母親が至れり尽くせりで夫の面倒を見ていたようです。


夫のことは大好きですが、人としてそれはヤバいやろう・・・。

夫と同じ時間働いていた私が、夫の面倒を見るのはムリ。

もし面倒を見られるとしても、それは夫のためにはならない。


「家事ができるけどやらんのと、家事ができんからやらんのは、人としての種類がちがうんじゃ~っ!!」を合言葉に、夫に家事を叩き込みました。


 そんなある日、夫の母親に呼ばれわたし一人で夫の実家に行きました。

用はすぐにすみ、母親と一緒にお茶を飲んでいると「あの子はね~、なんにもできないからきよこさん大変なんじゃないの?」と母親が口火を切りました。

私の苦労に同情するような様子ではあるが、どことなく誇らしげな感じがする。

「私は息子になんにもさせていませんから!」という、自負なのか??


「彼は親御さんから大事に育てられた感じがしますね~(アンタがちゃんと躾をしなかったから、ヨメの私が苦労しとるわ!)」

「ほんとになんにもできない息子なのよ~。きよ子さん、色々やらせてね~。」


ほんとになんにもできなくて、途方に暮れたわ。

洗濯物を干したらそのまま1週間放置だし、お風呂のガスの使い方を知らなくて爆発させるし・・・・。

だけど今さら母親にそんな文句は言えない・・・・・。


「えぇ最近では色々としてくださいますよ。昨日はお鍋でご飯を炊いてくれました。」


そう、夫婦ケンカをしながらも家事を叩き込んだおかげで、夫はご飯でお米を炊くというかなり高度なテクニックを身につけていたのでした!


「は?」

姑の顔がこわばり、そのまま固まりました。


どうやら「何でもさせて」と言っていたのは単なる社交辞令だったらしく、結婚しても箱入り息子のままでいてほしかったらしい・・・。


「私の可愛い息子に、アンタなにやらせてんの?」という姑の内心の気持ちが、ハッキリ顔に出ていました。


し~ん・・・・・・・。(気まずい沈黙・・・・・・。)


「ん?お母さん、なにか焦げたニオイがしますけど??」


「あら!まただわ!」


姑はあわてて立ち上がると、台所にかけこみました。

なんか知らないけど、助かった!!


「あらあら、もうダメだわね~!炊飯ジャーが調子わるくて困ってたのよ。

ずっと調子がわるかったけど、そろそろ買い替えないとダメだわ。」


姑の手には、無残にも焦げたお釜が・・・・・。


「お母さん、調子わるかったのって何年くらいですか?」


「10年以上前から、ずっと調子がわるかったのよ~。」


やっとわかった。

夫がしつこくこだわっていた「堅いご飯」は、このジャーで炊いたご飯だったんだ。


夫よ、アンタが私に求めていた「おふくろの味」は、こわれた炊飯ジャーの味だったのじゃ・・・・・。


我が夫が大好きなブログは、「鬼嫁日記」です。

鬼嫁日記URL  http://ameblo.jp/yugure/

作者いわく「鬼のような嫁」と、作者の闘いを書いた実録鬼嫁日記です。
たしかにひどい嫁ですし、たしかに鬼のよう。
しかし笑える・・・。

我が夫はこのブログをこよなく愛していて、日に何度もページをチェックしては「まだ更新してない」と、新しいネタを待ちわびています。

というわけで、今回は私(きよこ)の鬼嫁ぶりをご紹介したいと思います。


◯夫婦の日常会話

夫は長男。
お墓参りや親戚付き合いなど、長男としての義務がある。
当然、わたしにも「長男の嫁」という役目があるはずなわけで・・・。

「長男の嫁とか言うけどさ~、アンタんちの家の用事なわけやん?
なんで嫁のわたしがする義務があるわけ?
アンタが長男として全部やればいいだけの話で、嫁のわたしは関係ないやろう。
わたしそういうの、一切やりませんから。」

そして言葉通り、すべてブッチぎっている今日この頃。


◯夫婦ケンカにて

 つまらない事が夫婦ケンカになった時に、わたしが夫に言った一言。
「アンタはなぁ、私のご機嫌取るためだけに生きてたらええねんっ!」

夫は私のヒモでもなんでもありません。
立派に社会人として働き、立派に生きています。
しかも夫の稼ぎだけで、わたしも食べさせてもらっています。


◯また夫婦ケンカにて

 またささいなことから夫婦ケンカに発展し、「出ていけ~っっ!!」と夫を部屋からたたき出そうとした私。
普通、出て行けと言うのは夫のはずなのに嫁が言ってるし・・・。

「なんでそんなヒドイことを言うんやっ!?」という夫の問いに一言。
「これ以上アンタが部屋におって、刃物が出てきたら困るやろ?
アンタ、刃物で刺されたいんか?」
夫はだまって部屋を出て雪の降る日にクルマで夜を明かし、寒さで死ぬかと思ったそうです。

こんなヒドイあつかいを受けている夫ですから、同じ仲間として「鬼嫁日記」を心の支えにしているらしい・・・・。
しかしたまに鬼嫁日記よりもヒドイ目に会うと「なんでっ!?」という顔をします。
鬼嫁日記に書いてないことをされると、理解不能になるらしい。

夫、そろそろ気づけ。

アンタの嫁が、一番ヒドイ鬼嫁なんや。

 しょっぱなからドンくさい話ですみません。

ピグとも申請をしてくださった方、お手数ですが再度メッセージをお願いします。

お手紙が行方不明になってしまったので、どなたなのかわからず・・・・・すみません。


閑話休題


 つい先日、夫の首を絞めてしまいました・・・・・。

訴えられたら、確実に敗訴です。

首を締めただけではなく、殴る蹴るの暴力もふるってしまいました。

いいのか?人として、それでいいのか??


 結婚した当初から、義理の親の言動に「???」なことが多々ありました。


「(結婚式の費用を節約するために)3年後の会社の創立記念パーティーと結婚披露宴を一緒にしろ」とか、

「結婚式のお金が貯まるまで、別居しろ」とか、

「家のローンがきつい」とか、

「夫婦ケンカをしたせいで息子が仕事をミスした」とか、ほかにもいろいろ。


なぜ3年も後になって、結婚式をあげる?

入籍して夫婦になっているのに、お金のためだけに別居?

親の住んでいる家のローンの愚痴を、なぜ嫁の私に言う?

38才の夫の仕事のミスが、嫁のせいとは??


陰ではブツブツと文句を言っていましたが、さすがに面と向かってケンカをする勇気もなく、「そうですね~」とか「たいへんですね~」と流していました。

盆と正月だけではなく、父の日や母の日、それぞれの誕生日のほかにも折にふれてプレゼントなどもして、それなりの親孝行はしていました。


私は外ヅラはとっても良いので「できた嫁」として立ち回り、陰で「なんで私が」と夫に不満をぶつけていました。

文句は言ってもちゃんと動くし、夫に仲裁をたのんだこともない。

夫からすれば「ちょっとうるさいが、役に立つ嫁」という認識だったようです。


だんだんと不満がたまってきて「ちょっと!あなたから親に何とか言ってよ!」とたのんだところ、返ってきた言葉は「おれは関係ない」でした・・・・。

関係ないって、自分の親でしょうが・・・・・・。


何を言っても山のように動かぬ夫でしたから「まったく!なんで私が動かないといけないのよ!これが最後だからね!」と言いつつ、何度も譲歩してきました。

思えば譲歩したのが悪かった・・・・・・。


「最後だからね!」という言葉を、単なる決まり文句と認識した夫は、本当に無視を決め込むようになりました。

母の日や父の日に夫の家に行っても、「きよこがプレゼントを渡してきて」と自分はクルマから降りようとしない。

夫の実家に呼ばれて帰っても夫は隣の部屋で寝転がって、義理の親のところに私を放置プレイ。

どんなプレイやねん・・・・・・。

ってか、誰の親やねん・・・・・・。


 そうこうしているうちに、夫の仕事(工事会社)を手伝って事務員をしていた私が身体をこわしました。

仕事に家事に結婚式の準備にと、キリキリしていたら身体がおかしくなってしまった。

けれど結婚式の日取りは決まっているし、両家で決めないといけないこともたくさんある。

はるばる九州から滋賀県に来た私の母親をまじえ、両家で最後の詰めに入りました。

あれこれ決めて帰路につく母が急に「あの・・・。」と言いだして、立ち止まりました。

「この度はきよこが身体をこわしてしまって、皆さんにいろいろとご迷惑をおかけしてすみませんでした。」

そう言うと、全員に向かって深々と頭を下げました。


身体をこわしたのは、わたし。

壊れるまでこき使ったのは、夫とその親。

私の母は遠く九州で暮らしていて、母に非はありません。

なにも悪いことをしてない母が、深々と頭を下げて謝罪しました。


遠く離れた私のために、母は頭を下げてくれました。


「お母さん、ありがとう。

そしてこの恨みは、ぜってぇ忘れねぇ。」


なんとか結婚式は無事にすみ(ブライトンホテルの皆さん、本当にありがとうございました!)、結婚生活に入りました。


不満はあっても惚れて結婚した夫ですし、良いところもたくさんあります。

「やっぱりこの人と結婚して、良かった♪」と感謝の日々でした。


そしてついにコウノトリが、我が家にやってきました!!

赤ちゃんを授かったのです!


妊娠の報告は誰より先に、夫の母親にしました。


「おかげさまで子どもを授かりました。

お母さんにはいろいろとお世話になると思うので、どうぞよろしくお願いします。」


誰も知り合いのいない滋賀で一人で子育てはムリだと思ったので、夫の母に助けてもらおうと思ったのです。

すると義母は「うちの息子たちはおばあちゃんが育てたのよ。だから私は子育てはできないのよ~。」


本当にあっさりと、断られました。


もう、いい。

わかった。

もう、いいから。


そしてその数週間後、流産しました。


それから後、夫の実家との付き合いはすべて断りました。


夫が実家に行くのはかまわない。

だけど私はもう付き合いたくない。

夫婦仲良くやっていくために、義理の親のことでケンカをするのはもうたくさん。


鬼嫁と言われようが、私はかまわない。


お正月の義理の実家での集まりは、夫だけが行きました。

義理の弟の結婚が決まり両家の顔合わせがありましたが、これも夫だけが出席しました。

そして義弟の結婚式は、夫だけが出席することにしました。


ある日、夫の母親から手紙が来ました。


私が欠席すると聞いてガッカリしたこと、夫婦仲が上手くいってないようで心配していること、夫が仕事でミスをしたのは夫婦仲がわるいせいだと思うこと。

手紙の最後に「今のきよこちゃんは自分で自分の首をしめているようなものです。」と書いてあり、考えを改めて結婚式に出席するようにと結んでありました。


「自分で自分の首をしめる」・・・・・・・どんな状況であれ、この表現は使ってはいけないのでは?

まるで私にケンカを売っているように聞こえますが・・・・・。


悪者あつかいされてキズつきましたし、追いつめられたように感じました。

それでも夫さえ味方でいてくれたらと思い、夫に「これって、おどしじゃんね~?」と冗談っぽく聞きました。


夫が一言、なぐさめてくれたらそれで気持ちが晴れたのです。


夫は言いました。

「おどしじゃないし、オカンはきよこの心配をして言ってるんや。」


きよこ、撃沈。

夫はオカンの味方らしい。

わたしの味方は、どこにもいませんでした。


それから何度も「首をしめるなんて、言ってはいけない。この言葉で私がキズついたのは事実。

お母さんから謝ってもらう必要はない。だけどあなたには味方でいてほしい。」と訴えました。

だけど彼は「おかしな表現じゃない。おれは関知しない。」と繰り返すだけでした。


「アンタの親が私にぶつけたのは、こういう事や~!!!!!」


叫びながら夫の首に手をかけました。


「首を締めるというのは、こういう事や!

アンタの親が私に言ったのは、これと同じやろう!

これのどこがおかしくないんじゃ!」


それから夫を何度も蹴りました。


「アンタたちが私にしてきたのは、こういう事や!

自分たちの思うように私を動かすために、私の気持ちを無視して動かしてきたやろう!

心にだってキズはつくんじゃ!

血が流れてなくても、心にキズがついとるんじゃ!」


頭を下げてくれた母親、いなくなってしまった子ども、私は二人のためになんにもできませんでした。

自分の心にたくさんキズがついている事にも気づかず、たくさんムリをしていました。


「死んだほうがマシと思ったことがあるか?

私はアンタとアンタの親にボロボロにされて、死んだほうがマシだと思ったんや!

どんだけ辛いことがあっても、死んだほうがマシなんて思ったことないやろう!

私はあるんや!」


たぶん、色々なことに期待しすぎた私が悪いのです。

期待するから、ガッカリする。


義理の親はこうしてくれるだろう、夫はこうしてくれるだろう。

だって私はみんなのために、こんなに頑張っているのだから。


頑張りはむくわれませんでした。

期待したから、悲しい思いをしました。

これからは期待もしない、努力もしない。

自分のためだけに、頑張ります。


どうやって頑張るかって?


もちろん「武闘派の嫁」になります。


ドメスティック・バイオレンスと言われようが、逮捕されようが、私は自分の身を守るために全力を尽くします。









 結婚の話で、相手のお父さんが思いつくままに何かとご要望を言ってくださいまして、

鼻血が出るまで我慢していましたが、ついにキレました。


色々と言われた瞬間からキレそうになっていたのですが、

「その場の勢いで言ってはいけない」と、それから2日間考えに考えました。


ハイハイと言うことを聞いていれば、安穏な結婚生活がスタートできる。

妻の座に納まってしまえば生活の心配をしなくてもすむ。

ここはぐっとガマンして・・・・。


と、自分自身を説得したのですが、ムリでした(笑。


知人の間では

「あいつ、また上手くやりよった」とか、

「きよこは計算高いから、今回も計算ずくの結婚よ」と囁かれているようです。


だけど私はお金や計算ではなくて、気持ちで動く人間だということを、今回痛感しました。


気持ちがついてこないと、何にもできない!!!!!


たとえお金の心配をしなくていいとしても、気持ちがついてこなかったら死んだほうがマシ!!


アタマでは「黙っていたほうが得をする」とわかっていたのですが、ムリでした(笑。


人間本気で怒ると、とっても静かになるものです。


あまりにも怒っていたので、すごく静かに彼に話をしました。

考えにかんがえた結果ですから、理路整然と正しい日本語で、彼に説明しました。

これまでのお父さんの発言と、わたしの気持ち、価値観のズレが高じた結果、今の気持ちのままで結納をするつもりはないこと。

よって結納は保留にしてほしいと彼にお願いをしました。


彼に話をした時点で、結婚はあきらめました。

結納ストップということは、あちらのおうちにケンカを売るようなものです。

だけど安穏な生活が手に入れられなくても、プライドを捨てるよりマシ!!

彼のことを好きな気持ちは変わりないから、結婚という形をとらなくてもいい。

私は彼のそばにいられたら、それでいいやと思いました。


覚悟を決めて彼に話をした結果は、意外なものでした。


それまでお父さんに反抗したことのない彼が、お父さんに詰め寄ってくれたそうです。


彼がお父さんに意見をするなんて考えてもいなかったので、驚きました。


それと同時に、お父さんと私の板挟みになってしまった彼に、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

彼に甘えていた部分が多々あるのですが、わたしの気持ちを彼に聞いてもらえれば、それで十分でした。

まさか彼が行動を起こしてくれるなんて、思ってもみませんでした。


認識が甘かった・・・・・。


というわけで、

「今度の日曜日にお宅に伺います」と、彼に伝えました。


お父さんと対決するのは、彼じゃなくてわたしのはず。


私がムカついたのですから、それをお父さんに伝えるのは、彼ではなくて私のはず。


怖いし、不安だし、あっちのホームだし(ほんとにホームだな)、わたしはアウェイだし、なんだかんだ言ったってあっちは大人だし、わたしは年下だし・・・・・・・。


だけど彼が頑張ってくれたのですから、私も頑張ってきます。

蔭口はいけねえ。

文句を言うなら本人に。


筋を通してきます!!!!!


・・・・・・・・泣きながら帰ってくるかもしれないけど(笑。