おにぃに内緒でデートの約束をしたね。


「サーカスに行きたい」


と言ったみぃの意見にキミは賛成してくれた。


『おにぃに内緒の2人きりデート』


お互い恋人もいないのに、何だかイケナイ事してるみたいで…。


みぃはワクワクしちゃった。


この後おにぃのイタズラがある事なんて予想もしてなかったから。
カラオケ終了後、おにぃとキミとあいちゃんとみぃの4人で夜食を食べに行くことに。


そこで少しだけキミと話したね。


なんて真っ直ぐでキラキラしたコなんだろぅ…


これがキミの印象だった。


「素がイケメンなんだから、外見磨けば光るのにね。」


なーんておにぃと話してたんだょ。





「みぃはメールょり、逢って話した方がイメージいぃよね」


ってキラキラした笑顔でキミは褒めてくれたね。


普段あんまり褒められないみぃはちょっぴり恥ずかしかったけど…嬉しかったょ。

5月の終わり。


みぃは風邪をひいてボロボロだったけど、おにぃのオフ会に参加するために会場のカラオケ屋さんに向かった。


キミは仕事のため遅刻してくるみたい…


おにぃと初めての挨拶を交わし、人見知りをしないみぃは何の抵抗もないまま熱唱を始めた。


一時間半程過ぎた頃キミは登場した。


キョロキョロ周りを見渡して…。


きっとみぃを探してくれていたんだょね?


勝手にそぅ思って笑ってしまった。


おにぃが言ってた通りのオタクっぽい、リュックを背負ったキミを見て。


この時は正直、恋の予感なんて全くしなかったょ。