オペラくご 東京アンサンブルオペラプロジェクトVol.2
■オペラくご
オペラと落語 の見事なマリアージュ。
生まれ育ちが異なる2つの組み合わせが、こんなにも合うとは。
それは、初めてショコラ×きな粉の新しいフレーバーを食べて感動した
時と同じ感覚だった。単に“合う”というのではなくて、新しい感覚で、
楽しめるものが誕生した感じ。
昨今話題のオペラ+落語だが、“幸福感を奏でる”という
「東京アンサンブル 」主宰の服部譲二さんが芸術監督を、
古今亭志ん輔さんが語りで見事な融合が完成した『オペラくご 』。
モーツァルトの歌劇 バスティアンとバスティエンヌ、
ペルゴレージの歌劇 奥様女中の2本立て。
普段、落語だけを聴いているときには気に留めなかったが、
舞台で聴いてはじめて、噺家の方の声が美しいことに気付いた。
噺家の声の美しさ、リズム、独特の間。
オペラ歌手の声の美しさ、歌、迫力。
寄席の庶民的な親近感とわかりやすさが、
オペラの華やかな舞台に持ち込まれた、最強にして、新しい舞台。
温かい笑いに包まれてみたい方、
明日20日もあるので、鑑賞をお勧めします。
