SHITSURI (桼麗) 山中漆器
■ 真 ~SHITSURI を自宅に
SHITSURIとイッタラのマリボウル。洋のガラス器ともとても合う。
日本一の生産量を誇る漆器の産地・山中から新しい魅力の漆器が誕生した
「桼麗(SHITSURI)」。それは、漆器の最大の魅力である「麗しい桼」に真っ向から取り組んでいく姿勢
を表現しているとのこと。
桼麗(SHITSURI)は,、石川県山中漆器伝統工芸士会の有志により結成された
漆工芸の職人集団なのだ。
昨秋、山中漆器新作発表会の企画で、私が漆器をデザインさせていただいた時
にお世話になった木地師の中嶋武仁さんや塗師の亀田泰さんもメンバーだ。
SHITSURI 『MILL Queen 溜 』(左) と 山中漆器・喜八 で購入した漆器『薄挽鉢 ・朱』。
漆器というと、塗りや蒔絵を真っ先に思い浮かべる方も多いと思うが、
山中漆器を訪れると、木地の大切さ、素晴らしさに誰もが気づく。
山中には、手挽きに対するこだわり、その技術がある。
金属と異なり、木の素養は自然が育む。
木の種類や場所によって当然硬い所と柔らかい所がある。
「木を知るだけで10年かかる」とは、
山中漆器木地師の工房を訪れた時におっしゃっていた言葉。
素晴らしい漆器を生み出す最初の作業である木地作り。
素晴らしい木地を作ることが、素晴らしい漆器への扉を開いてくれる。
それゆえに高い技術が求められているのだ。
一つ一つ性格の違う木に合わせて手で挽いて
初めてそれぞれの木の本来の美しい肌合いに仕上がるという。
漆器の新しい感覚のミルが登場したのだ。
手にとってみると、他ではありえない優しい曲線とその手触り。
木とは思えないくらい自由に描かれている洗練された外形。
持った時の軽いこと。
手で挽いた魅力が確かに伝わってくる。
この薄く自由な曲線に、ミルの金属部分がしっかり結合されることは想像を超える高度な技。
使ってみると、ペッパーの挽き心地はとても優しい。
優しいミルの挽き味と山中の優しい木地の挽き味が重なりあっている。真の確かな技術はえもいえぬ塩梅を生み出すものだ。
“真”のものは優しい。
日々の“真”に心を傾けながら、テーブルに置いておきたい逸品だ。
“薄い”! 薄くて美しい木目・線。愛でる楽しみ。
洋風のダイニングルームでも、洋食にもとても合う!
お料理と器の出会いの楽しみ。
従来のMILLにはない質感を漆器が醸し出す。
従来の素朴な木製やメタリック製のMILLとは一線を画した
MILL革命。
『ドライトマトとアンチョビとバジルのパスタ』 オリーブオイル漬けのドライトマト、アンチョビ、
にんにくをオリーブオイルで炒め、茹でたパスタを加える。塩と茹で汁で調味、調整し、
バジルを添え、仕上げにもオリーブオイルを。






