ショコラ鑑定
ショコラ鑑定
お皿に並べて
ショコラ鑑定って聞いたことがあるだろうか?音楽と同様、ショコラにもその日の気分に合う食感や、甘み、アロマ、フレーバーがある。チョコレートのテイスティングを通して、チョコレートと会話する行為がショコラ鑑定。その会話は、見る、触る、聞く、香る、味わう、舌触りで行う。
聞く”とは、チョコレートを耳元で割って音を確かめること。パキッと軽い音から、鈍い音まで確かに音が違う。
まず、チョコレートを舌の上に乗せて溶けるまでの間、味と香りを楽しむ。
苦味は舌の奥で、酸味は舌の両端で感じる。時間経過でさらに強く感じられることも。
”見る”では、ツヤや色などをみる。
アロマは、口の中の温度で立ち上がり、口の奥から鼻に抜けて感じることができる。燻したようなアロマも、ローストアーモンド、キャラメリーゼした砂糖等色々で、ショコラ鑑定の世界ではワインよりも豊富な種類の言葉で表現がなされるそうだ。
舌触りも、バターのように溶けるものから、ザラザラしたもの、くっつく感じ等明らかに異なる。
最後は、ワイン同様に”エンド・オブ。マウス”。チョコレートが口の中から消えたあとのチョコレートの記憶。上質なものほど後味はとても上品で、味も長く続くのだ。
『Barry』
現在、良いカカオのクオリティを持つのは、世界で1~2%しかないという。
良質のカカオをめぐり争いが起きるほど貴重だ。
同じ原材料でも、工場・会社の理念、人々のフィロソフィーで味が異なる。
その違いがなぜ生まれるかの物語は、チョコレート鑑定で出会える。その違いを知ることは、どんな人気小説家の書くミステリー小説よりもワクワクするとショコラ鑑定家のクロエ が言っていたのが印象的だった。
五感でお気に入りのショコラと会話を行う。ひとつのショコラが何倍も幸せを与えてくれる。感じた味や香りを表現するには、ショコラ以外の沢山の食べ物を食べ、味わっていることが必要だ。
もっと言えば、”刈ったばかりの芝生”等アロマの表現は食べ物以外の自然界からも行うのだから、その人が歩んでいる時間そのものに関わってくる。たくさんの経験をしているということは、ショコラからより幸せを得られることなのだ。毎日の食からより多くの喜びを得られる。
子供への食育にも子供たちが大好きなチョコレートの鑑定を通してできればいいのにと思った。教える大人達も、子供たちの鑑定の答えにワクワクさせられるにちがいない。
4人ショコラティエの作品が詰まった贅沢な品。
ジャン=ポール・エヴァン、パトリック・ロジェ、
ファブリス・ジロット、ジェラルド・コールマンの作品を
タブレット→クリームを加えたガナッシュチュール→
フレーバー入り彼らの芸術品ボンボンショコラの3種を
詰め合わせテイスティングが出来る。
もうすぐバレンタインデー。街には世界中のショコラが集まっている。新宿伊勢丹
では、ピエール・エルメとも仕事を共にし、海外で著名なショコラ鑑定士・クロエ
のサロンドショコラ2008も今年販売され大好評だった。
ショコラ鑑定の世界に足を踏み入れて、
ショコラを味わう”魅惑のなひと時”は、『自分チョコ』として私の今年一番のおススメ。


