冒険者とは、各地を巡り人々から依頼をこなし報酬を得て生活をする人々。
私は幼い頃から貴族として教育を受け、少なからず冒険者に依頼を出す立場にいた。
そんな私がイシュガルドから遠く離れた地で、その冒険者に成る事になるとは・・・不思議なものだ。
グリダニアのカーラインカフェにて冒険者と成った私は、さっそく各施設を訪れる事にした。
まずは冒険の要である「エーテライト」だ。
このエーテライトを使うことによって遠く離れた場所まで行き来ができるという。
冒険者には必須の施設だ。
早速、交感しておこう。
エーテライトに交感したところで声をかけられた。
マイセンタ「そこのあなた。今、エーテライトに交感していたけど新人冒険者かしら?」
アルトアレール「新人冒険者か・・・。確かに先ほど登録したばかりだ。」
マイセンタ「でも、その恰好からイシュガルドの騎士さんかしら?」
アルトアレール「ああ。イシュガルドから来たが・・・目立つか?」
マイセンタ「そりゃ、そんな立派な鎧を着ていればね。目立つわよ。」
アルトアレール「確かにこの格好で新人冒険者は可笑しいか・・・。」
マイセンタ「この先に商店街があるわ。冒険者ならマーケットボードも使えるからそこで装備を改めてみたら?一応この黒兎堂にも装備は置いてあるけど。各種族の初期装備だけだけどね。」
アルトアレール「さすがに初期装備ではな・・・商店街の方に行ってみるとしよう。色々と感謝する。」
マイセンタ「まー。私が好きでやってるお節介だから気にしないで。時々依頼も出してるから気が向いたらよろしくね。それじゃ、頑張ってね。」
商店街に行くとしよう。幸い多少の路銀は持ってきたしな。
ここが商店街「マーケット」か。紫檀商店街と黒檀商店街があり、様々な店があるらしい。
マーケットボードもこの中に設置されている。
ふむ。様々な物が取引されているな。考えてみれば、あまり自分で買い物などしたことはなかったな・・・。
人を使ってこその貴族だからな。買い物はすべて使用人か従者任せであった。
「これからは自らでやらなければな。」
一先ず目立たない装備にしてみるか。活躍する冒険者なら「ミラージュプリズム」と言われる見た目を変える技術も使えるらしいが、それは追々考えてみるとしよう。
ふむ。こんなものかな。
これなら、ただの冒険者に見えるだろう。
とはいえ、まだ冒険者になったばかりだし、このグリダニアの都も知らない場所が多い。
まずは都の中を見て回りながら依頼を探してみるとしよう。





