このエオルゼアでは多くのギルドが存在している。

冒険者ギルドの他に、各技術を学べる術士ギルドや生産ギルドなどがある。

冒険者は自分の求める技術を得るために、それぞれのギルドに所属する。

 

私は幼い頃より剣を学び、鍛錬してきた。

しかし、戦争になると一長一短だ。

冒険者となった今、何時如何なる時にでも生き残るために剣以外の技術を学んでおいて損はないだろう。

 

このグリダニアには、戦闘系では弓術士ギルド、槍術士ギルド、幻術士ギルド。生産系では木工師ギルド、革細工師ギルド、園芸師ギルドがある。

生産系には興味があるが、初めは戦闘系のギルドを訪れてみよう。

 

マーケットの黒檀商店街を抜けると、そこには槍術士ギルドがあった。

何でも鬼哭隊屯所の一画を槍術士育成の為に開放したらしい。

 

早速、中で話しを聞いてみるとしよう。

 

アルトアレール「すまない、ここで槍術を学べると聞いたのだが?」

受付「はい。こちらでは槍術士の育成の為に槍術の基礎を学ぶことができます。ただ、学ぶに当たっては当ギルドに加入して頂く必要があります。槍樹を学びますか?」

アルトアレール「うむ。よろしく願いたい。」

受付「畏まりました。では、奥にギルドマスターのイウェイン様がおりますので、そちらで話しを聞いて下さい。槍術士ギルドへようこそ。」

 

アルトアレール「ギルドマスターとはあなたか?」

イウェイン「おう。俺がギルドマスターのイウェインだ。新人か?」

 

アルトアレール「ああ。槍術を学ばせてもらいたい。」

イウェイン「その盾・・・フォルタン家の者か。」

 

アルトアレール「アルトアレール・ド・フォルタンだ。しかし、今はただの冒険者のアルトアレールだがな。」

イウェイン「ほう・・・お忍びって訳でもなさそうだな。」

 

アルトアレール「今は各地を旅してるだけだ。根なし草の冒険者と何ら変わりないさ。」

イウェイン「ま、何にせよやる気があるなら構わねぇがな。」

 

アルトアレール「世話になる。」

イウェイン「おう。早速この槍を装備してみな。」

 

アルトアレール「扱い易そうな槍だな。」

イウェイン「これは初心者用の槍だ。初めは腕立てなんかのトーニングで体を鍛えてから槍の型をやるんだがな。お前さんは体が出来てるみたいだから、さっそく型の練習をするといい。奥の的を使いな。」

 

「セイ!ヤァッ!!」

 

 

イウェイン「おう、もう遅い時間だからその辺にしときな。」

アルトアレール「もうこんな時間だったか。」

 

(思えば子供の頃も夢中で一日中剣を振っていたな。)

 

イウェイン「ある程度型も出来るようなったみたいだな。明日は森に出て実戦するといい。」

アルトアレール「わかった。明日は森に出てみるとしよう。」

イウェイン「おう。お疲れさん。宿に戻ったらしっかり休むんだぞ。」

 

イシュガルドは雪のせいであまり見られないが、ここは星が奇麗だな。

 

 

アルトアレール「すまない、冒険者だが宿を利用できるか?」

受付「はい。ご利用になれます。ご案内致します。」

アルトアレール「よろしく頼む。」

 

流石に今日は疲れたな。しかし、充実した一日だった。

明日は森に出る事だし、もう寝るとしよう。