提案!とにかく検索性を悪くしましょう!
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有留菜「本間さん、良い考えが浮かびました!」
本間「ほほ~、どんなだい?」
有留菜「はい!検索性を悪くするんです。つまり・・・・、とにかく探しにくい書店にするんです。」
本間「具体的に言うと?」
有留菜「漫画は1巻から並べるなんて当然しません。グチャグチャに入れます。小説もそうですね。もちろん、サイズをあわせるなんてこともしません。」
本間「なかなかいい考えだね。面白そうだね。それは確かに、買いたくなくなるね。」
有留菜「ありがとうございます!これなら山下さんに喜んでもらえますかね~?」
本間「まあ、やってみないとわからないけど、とりあえず提案してみたらどうだい?」
有留菜「そうですね。自信はあるんですけど、山下さんに喜んでもらえるかどうか・・・。」
本間「とりあえず、もっと具体的な企画書まで落として、用意してくれる?完成したら山下さんに見てもらうことにしよう。」
有留菜「分かりました。実際には作業の手間もあるので、OKが出るかはわかりませんが、企画書を書いてみます。しかし、本当にこんなので良いのでしょうか・・・・?」
本間「いいんだよ、クライアントの希望が第一だからね。お客さんのことは一切考えないでいいから。考えた時点で売れるマーケティングになってしまうからね。」
有留菜は企画書の制作にとりかかったのであった。
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