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サムギョップサルのブログ

娘がいよいよ年頃に…最近ブログを始めたというのでマネして始めた父の日記

じゃあ、4時半に京王線の改札口でね!
期末テスト最終日の朝、高一の長女と渋谷で待ち合わせの約束をする。
で、いざ家を出発して待ち合わせ場所に向かっていると…なんか不思議な感覚がしてきた。我が子と会うだけだというのにオレ、ドキドキしてる?

考えたら長女と街中でこんな風に待ち合わせなんて初めてのこと。家の中では相変わらずただの娘だけど、街中で見ればきっと立派な女子高生なわけで、ちょっと短い?膝上丈のスカートにハイソックス&ローファー、肩がけスクールバックにはマスコットがぶら下がって…。そんなイマドキ女の子と駅の改札口で待ち合わせ、なんて…。
長女からはメールで、すでに学校終わりで友達と渋谷に出てぶらぶらしてるとのこと。
頭の中でシブヤを歩いている二人組の女子高生を思い描いてみる…ダメだ、なんか余計に恥ずかしくなってきて引き返したくなってきた。


土曜日の夕方のシブヤは若者であふれていて、スクランブル交差点を溺れるように渡って待ち合わせ場所の京王線改札口へ。

約束の10分前に着いたのに長女はすでに待っていた。そしてそこにいたのはイマドキの女子高生の格好をした、やっぱりいつもの長女だった。ホッ…。

さっそく二人で歩きだして目的の劇場へ向かう。
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そう、今朝、新しく渋谷のヒカリエに出来たシアターで、フランスからやって来たミュージカルを見よう、と誘ったのは僕。ダンスクラブの活動にちょっとでも刺激になれば、と思って、3月生まれの長女に少し早い誕生日プレゼントだった。
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3人の男性を虜にしてしまうジプシーの美女、フィアンセを裏切って一時の快楽を求める美男子、純愛をつらぬく醜い男…と中身はとっても大人、だったからちょっとドキドキしたけど、ダンス格好良かったネ、と長女は楽しかった様子。

あと何年、こうやってお出かけ出来るんだろうか?
帰り道、年頃のカップルをみるとその女の子が長女に見えて仕方がなかった。

ほぼ毎朝、仕事に行く前に聞いているFMラジオで、先日「あなたの日頃の“もやもや”解消しましょう!」という特集が流れていた。

“もやもや”か・・・。

確かにこの時期、何かが終わったり新しく始まったり、環境が変わったり・・・先が見えなくてなにかと“もやもや”することが集まる季節なのかもしれない。

その時は聞き流していたのだけど、気付いたら“もやもや”しているのは自分だった・・・。


もうすぐ、8年続いてきた仕事が終わる。次は未定・・・

今までにも何度もこんなことはあったけど、その時は若かったし、仕事もせいぜい2、3年続いたもので、感傷に浸る間もなく次の仕事に追われていた気がする。



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さすがにぽっかり、心に穴が開きそうだし、次が見えない状況にもやもや、もやもや・・・。

もういっか・・・と正直、思ったりする。でも・・・たまにでも、「この番組、おもろいなぁ!!すごいな!!かっこいいな!」というものがやっていたりすると、まだあきらめられないんだよな・・・。

それに、「やっぱお前は人にはないオンリーワンを目指したもの作るべきなんだ!」といろんな企画提案の場をいただいたりすると、“頑張んなきゃ!”

というわけで、週末はもやもや解消するべく山へ!

さくっと何も考えずに行けて、地図も見ずに歩ける十八番のコースに、琉くんを連れて。


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標高低いのに雪山のような景色に出会えたり、とにかく空が広くて気持ちが良かったり・・・


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すると何故か頭の中で山下達郎さんの「Blow」が流れてきて・・・

「・・・・どこか遠くで誰かが僕を呼ぶ・・・・」

「・・・・ぼくをしばるすべてのもの吹き飛ばし・・・」

“うぁ!めっちゃ懐かしい!”これ、この仕事を始める前にテレビでめっちゃ聞いていて、かっこ良かったんやな・・・。

とか思い出していると、なんかいろんな“もやもや”が、風に乗って飛んでいくみたい、ああ、すっきり!

 

と、その帰りの車の中で奇跡が起きた!!


なんと、FMラジオからその曲が聞こえてきたからびっくり!!


“オレ、呼んだ?!”


週末、仕事で今年初の海外に。金曜日の夕方、ガラガラの羽田空港、乗り込んだのは石垣島に行くぐらいの小さな飛行機。

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向かったのはかれこれ20年ほど前に訪れたことのある台湾。当時は必要だったVISAが不要になっていた。そして機内の若者たちは格好も持ち物も全く渋谷にいる日本の若者なのだけど言葉を聞くとほとんどが台湾人でビックリ!

こりゃあ随分変わってる予感…。


20年前、一つ年上の先輩とリュックを背負ってぷらり一周の旅をした台湾。街は建設ラッシュで埃っぽく、行き交う人々の熱気、ひっきりなしのバイクや車のクラクション音・・・そして“ビンロウ”という噛み煙草のような嗜好品。


町中のいたるところで売っていて、その青い実を口に入れて噛むと、真っ赤な唾液が出てくる。それを男たちはところ構わず“ペッ!”と吐きだす。するとまるで“吐血”したみたいな痕が残る。で、歩道はそんなビンロウを噛んで吐いた吐血痕だらけですさまじい様相だった。


そんなことを思い出しながら出迎えてくれたコーディネーターさんと市内へ。


「何か食べますか?」と聞かれたので、「じゃあ、懐かしの台湾ビールが飲めるお店へ」とお願いすると、ホテルの向かい側の、東京青山にも支店がある「糖朝」に連れて行ってくれた。


で、ご対面! ジャーン!




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20年前に出会ってやみつきになった台湾ビール。薄味のいかにも南国風なのど越しが濃い味の台湾料理にピッタリ! ラベルはちょっと変わっていたけど、雰囲気はそのまんま、で、軽い夜食のつもりがついつい食べ過ぎて・・・お腹いっぱいに。




というわけで、翌朝、仕事までに軽く運動でも・・・とホテル周辺を散策する。


やっぱりな・・・・。


夜が明けて見た台北の街は週末だったこともあるんだろうけどとにかく整然として、静かだった。

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そしてあのビンロウを噛んだ後の“吐血痕”はどこにも見当たらない・・・。


すっかり変わってしまったんだな・・・。


嫌いじゃないけど、またひとつ思い出の街がなくなってしまった。残念。