こんにちは"うるまです"
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『どん底』脱出のきっかけ
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息子は昔から、
モノへの執着がかなり強いタイプでした。
少し前は、 ポケモンカードにどハマり。
とにかく、 たくさん欲しい。
強いカードが欲しい。
レアカードが欲しい。
そんな感じでした。
私も最初は、
ちょっとしたご褒美として買い与えていました。
頑張った日。
学校へ行けた日。
何かを我慢できた日。
「じゃあ1パックだけね」
そんなふうに。
でもある時、 気が付いたんです。
息子、 “持っている量”そのものが自慢になっていました。
長期休暇中、
学童ではポケモンカード持ち込みOK。
そこで息子は、
大量のカードを持って行きたがる。
しかも、 “自分は最強” でいたい。
だから私は、
持っていくカードを制限するようになりました。
そうしないと、
本当に全部持って行こうとするから。
でも、 執着の対象は次に移りました。
今度はベイブレード。
これも同じでした。
気付けばどんどん増えていく。
週1で大会に出るほどハマり、
「最強のカスタマイズ」を追い求めるようになりました。
誕生日プレゼントもベイブレード。
頭の中が、 完全にベイブレード中心。
そしてある日。
祖父の財布からお金がなくなりました。
さらに、 私の財布からも。
犯人は息子でした。
大会会場がおもちゃ屋さんなので、
目を盗んで買っていたんです。
しかも、 一度に抜く金額が大きい。
万単位。
だからすぐに発覚しました。
でも、 本人に悪びれる様子がほとんどない。
私は、 何とか本人にわかってほしくて、
「ベイをするから欲しくなるんだよね」
「じゃあ今まで使った分を整理しよう」
そう話しながら、
ベイブレード、 ポケカ、 Switch関係。
いろいろ片付けることにしました。
もちろん、 買った金額では売れません。
1000円で買ったものは、 1000円にはならない。
だから私は、 「同じ金額にするには、これだけ売らなきゃいけないんだよ」
そう説明しました。
でも息子は、
「返せ!!」
「俺のだ!!」
と大激怒。
その時、 私は気付いたんです。
息子の中では、 “お金を盗った” という事実が、 どこかへ消えてしまっている。
頭の中にあるのは、
“自分の大事な物を取られた”
それだけなんです。
結局、 私は問答無用で片付けました。
…正確には、 また持ち出されないよう隠しました。
「6500円になったよ」
「まだ足りないから、もう少し整理するね」
そう伝えて。
でも数日後。



