・最終回は基本的にOPがないのがほとんどだけど、この頃はまだあったりしたんだね。ネガティブ達のシーンが最終回特別仕様になってるのめっちゃいい。
<ジャリュウ一族映像シーン>
殿下亡き後、生き残ったジャリュウ二匹のグッジョブツーショットに草。
<ダークシャドウ映像シーン>
ヤイバ亡き後、残っているのはシズカちゃんとゲッコウ様。あっかんべーするシズカちゃんの可愛さが半端ないのと、「ワシもおるぞ!!!」と言わんばかりに、あっかんべーするシズカちゃんの目の前に邪魔するかのように出てくるゲッコウ様可愛すぎ。
・ゴードムの心臓懐かしい。第一話で出てきた以来、ずっとサージェスバンクに保管されてあったんだね。サージェスバンクが破壊された今、ガジャ様の手元に戻ってきたというわけか。これがガジャ様にとっての最後の切り札的なプレシャス???ゴードムって名前がついてるぐらいなんだからガジャ様達ゴードム文明の者にとっては、かなり大事なものなのだろうか。
・「これ以上ガジャにプレシャスを奪われるわけにはいかない。」全ビークルを封印したミスターボイス。ビークルも元々プレシャスみたいなものってこと??(プレシャスの力で動いてる?)意外とあまり触れられてないからよくわからないところなんだけど、ビークルはプレシャスの力で動いてるからこそ、アクセルラーも同じようにプレシャスの力が宿っている。その二つは常に共鳴しているからこそ、ビークルが封印されるとアクセルスーツも解除されちゃうってことかな…。変身出来ないのがいかにも最終回って感じで良き良き…!
・ゴードムの心臓を取り込んだガジャ様。ゴードム心臓の力で神へと化することを目論むガジャ様。暗闇に黒光りするデスペラードめっちゃかっこいいんだが…。
・カースから逃げ遅れる女性を助けたなつきちゃん。けれど、自身にも危険が迫っている中、ボウケンジャーにも変身できず絶望的な状況になるなつきちゃんの上から「これに捕まれ!」とロープが落ちてくる。その声に上を向けば、いなくなった真澄がそこにいた。
「何があった…?街中カースだらけだ。」
「真澄のせいだよ!リュウオーンがっ…!ガジャがっ…!パンドラの函でっ…!デスペラードがっ…!変身出来なくなってっ…!チーフがっ…!チーフがぁっ…!」
「明石がどうした…?」
「一人でリュウオーンと戦ってっ…!それでっ…!」
「そうか…不滅の牙もとうとうこれで終わりってことか…。」
「とうとうできなくなったね…。チーフを超えること…。」
大量のカースから逃げてきたさくら。サロンに戻るが、そこには自分以外誰もいなかった。戻ってきたのは自分だけ…。絶望に落胆しながら、司令塔の名を呼ぶ。
「みんなっ…!誰かいないのっ…!帰ってきたのは…私だけ・・・。ミスターボイスっ・・・チーフからの連絡はっ…!それにっ…いきなりゴーゴービークルを封印するなんて酷すぎますっ…!返事をしてくださいボイスっ…!…………………………とんがり野郎…!」
自分の応答に返事をしないボイスに、アクセルラーで液晶を叩き、悔しさと苛立ちを浮かべる。
同じく大量のカースから逃げてきたそうた。だがここにいても何も変わらない。
「行くしかないかっ…・」
一か八か、覚悟を決め、カースの海の中に飛び出したその時、見覚えのある青い翼が自分の行く手を阻んだ。
「はぁ~い。」
「風のシズカ…。幻のゲッコウ…何をしている…?」
「ガジャのおかげで騒々しいからのぉ、別の国に行くことにするわ。」
「ガジャは世界を滅ぼすつもりだぞ…。」
「だからさそれはあんた達が何とかしちゃってよっ!」
「勝手なこと言うなっ…こんなただの元スパイに何が出来るって言うんだっ…。」
「だがおぬし、一人でつっこみ散る覚悟だっただろう。」
「っ…!?…僕は、自分がドキドキしている場所を求めているだけだ。それも、これが最後かもしれないっ…!」
「お~こわっ…。なーんか、あんたらしくないな。よいしょっ。あんたっていつも余裕見せてさ、くすぐったい口先だけのジョーク飛ばすのがボウケンブルーじゃなかった?」
「いつも…横に仲間がいたからみんなの笑顔が…。そうだ…、僕が一番ドキドキするのはみんなが笑顔になるボウケンをする時だった…。今度デートしようねっ、シズカちゃんっ!」
「え~っ…。全く甘ちゃんボウケンジャー。」
いつもボウケンジャーの前に邪魔をしてきたダークシャドウ。特にシズカはそうたと一緒に絡むことが多かったイメージが多い中、そうたを𠮟責する姿が愛すべき憎めない悪役という感じがして、すごく好きなシーンでもある。10年以上前に見てから久しぶりに見たけど、ここのシーンは一番印象に残っている。いつも邪魔をしてきて、剣を交えた仲でもある二人。そんな二人だからこそ、お互いのことが少しはわかっているのかもしれない。いつも口先だけのジョークを飛ばすのがボウケンブルー。けれど今目の前にいるのは自分が知っているボウケンブルーじゃない。虹の反物のとき、本気でお互いがぶつかり合ったからこそ、何か感じるものがあるのかもしれない。あの時があったから、今目の前にいるボウケンブルーがいつものボウケンブルーらしくないのが、気に入らなかったのかな。だから、一人覚悟を決めて飛び出す姿がいつものボウケンブルーじゃない、それが気に入らなくて目の前に現れたのかなと思ったりした。とても好きなシーンの一つ。上手く言えないけど、この二人の関係はなかなか面白い。
カースから自分の家に逃げ込み、激しい疲れが自分を襲い、その疲れから目を閉じる。すると自分の名を呼ぶ声に目を開ければ、目の前に死んだはずの母の姿があった。
「えいじ…。」
「お袋…」
「疲れちゃったの…?」
「あぁ、そうだな…。疲れた…。」
「あなたはよくやったわ。高丘の使命だって立派に…。だからゆっくりお休みなさい…。」
「ありがとう。お袋…。でも…なんか忘れてるような気がする…使命とかじゃなくて…他に…。」
「冒険…かしら…?」
「そうだ…。母さん、俺はやっぱり冒険する…!あいつらと!」
アシュの監視者として、高丘の末裔として、そしてボウケンジャーになってから、いつでもえいじを見守り続けていた母ケイ。いつも頑張っていた息子のことは自分が一番よくわかっている。だからこそ、疲れてしまった息子に優しく言葉をかけ、休ませるように促す母ケイの優しさにはとても心地よいもの。眼をつぶったえいじ。けれど何か自分は忘れているような気がする。使命とかではない、もう一つのとても大切なもの…。意識が朦朧とする中、「冒険…かしら…?」と優しい笑みと声でえいじにそう問いかける母。使命とともに自分が出会った大切な宝物。仲間たちと一緒に新たな冒険をすること。それがえいじの新しい手に入れた宝物だった。自分の宝を見つけたえいじに母ケイもきっと喜んでいることだろう。使命に縛られず、心の底から笑うことが出来る息子の幸せが親にとって一番の喜びなのだから。
激しい豪雨の中、佇む真澄。いくら光の力を手に入れたとしても、自身の闇の力は決して消えない。現にその闇の力で仲間を傷つけてしまった。その事実は消えることもなく、ヤイバの言葉が頭の中から離れずにいた。
「あの時…俺だけの宝を見つけてた…そう思った。それは闇の力だった。その力で、仲間まで傷つけた。
「でもっ…今は光を取り戻してっ…!
「わかるもんかっ!!俺の中に闇はいる、それは事実…。明石を超えるなんてできるわけなかったんだ。闇の力が宝なんて、そんな奴、冒険者じゃないっ…。
「違うっ!真澄の宝はこれでしょっ…!」
「そんなものっ…今は変身も出来ない、電話も出来ない、ただのガラクタだっ…!なんでそんなもんが俺の宝なんだっ…。」
「なつきはなつきだって言ってくれたよね…?過去も未来も関係ねぇって…。あの時わかったんだ。なつきの宝物は真澄やみんなと作った間宮菜月としての想い出だって。真澄は真澄だよ!光も闇も関係ない、ボウケンジャーとしての冒険、それも全部本当の真澄がやったの…。その冒険の印、伊能真澄の宝だよ。」
「俺の宝…。ボウケンジャーの印…。冒険者の印か…。」
自分の中の闇に苦しむ真澄に、そう叫ぶなつき。自分の側にいつもいてくれて、ボウケンジャーとして一緒に戦ってきた。光も闇も関係ない。ボウケンジャーとしての冒険は全部本当の真澄がやったこと。その冒険の印が伊能真澄の宝物。冒険者として生きた証。
なつきの言葉で我に変える真澄。自分の宝物がなんなのか、ようやくここで気付いたのかもしれない。光も闇も関係ない、自分の宝はボウケンジャーになってから既に見つけていた。ただそれに気づかなかった、あまりにも近すぎたから。ボウケンジャーになってから、真澄は既に光の力を手に入れていた。だから真澄にとってボウケンジャー、冒険者の印は自分の中の闇を光に変えた宝物だ。
カースに襲われていた女の子を助け、ミュージアムを出て外に出た二人。
「不思議…。その笑顔を見たら、本当に大丈夫って気がしてきた。」
「この笑顔は…私の宝物なんです。」
当初、「お前は真面目すぎるんだよ。」そうチーフに言われたこともあったさくら。
何事も完璧にこなし、ミッションも忠実にこなす。的確な指示と確かな技術力はサブチーフに値するほど。
けれどそんなさくらでも苦手なことが一つあった。
それは「子供の前で笑顔を作ること。」
常に冷静沈着、客観的に物事を判断する故に、感受性が低く、感情的になることが苦手だった。
けれど、今目の前にいる彼女の笑顔は心の底から落ち着けるような、安心できる笑顔。
だから女の子も「この人ならこのプレシャスを託せるかもしれない」と思えたのかもしれない。
なんでもそつなくこなし、冷静沈着、だが情がない故にそれが原因で仲間とも失敗することもあった。けれどようやく手に入れることが出来た自分だけの笑顔という宝物を手に入れた彼女はより一層輝いて見えた気がした。
「四人じゃない!」
その声に四人が振り向けば、そこにはいなくなったはずの五人目真澄がいた。
「真澄っ!…?」
「あいつっ…。」
「五人目登場だ…。」
「真澄…。」
「何してたんですか、無断でチームを離れて。」
「来るぞっ…!これしかないかっ…。」
「それはっ…デュアルクラッシャー…!」
「でも、アクセルテクターつけてないとスーツでもふっとばされちゃうよ!」
「それでもやるしかないだろうっ…!俺は…俺だけの宝を守るために帰ってきた。」
「あなたの宝…?」
「ボウケンジャーという俺の居場所だ!俺の闇も光に変えてくれる…やっと見つけた場所だ!どうなるかわからねぇ…一か八かだっ!!食らえ化け物!!」
そうしてデュアルクラッシャーをぶち込む真澄だが、アクセルテクターがない中、想像以上の威力にふっとばされてしまう。
「真澄っ…!」
「何をしているっ…!冒険をしたい奴はここに来い!」
「真澄…チーフみたい…。」
「私にも守りたい、私だけの宝がありますっ…!(やっと見つけた、心からの笑顔。)」
「なつきだって、みんなの思い出だからっ…!守るっ…!」
「俺様にも冒険っていう宝があるからなっ!」
「僕にも僕だけの宝っ…!それは信じあえる仲間だ!」
「あぁ!こいつは…ちょっとした冒険だぜっ!!」
ここでStart up 絆が流れるの最高すぎる。やっと見つけたそれぞれの宝物を胸に、真澄の元に集まるみんなの絆が挿入歌に合いすぎてやばい。デスペラードにデュアルクラッシャーを打ち込む5人。挿入歌が流れながらの素面での戦闘最高にエモい。今のこの時代、あんまり挿入歌って頻繫に流れないから今もこういうのやってほしい。時代は変わるから仕方ないのかもしれないけど、いいわぁ~…。
光を闇に変えてくれるボウケンジャーが自分の居場所、そんな自分の居場所を守るために戦う真澄の心に目が潤んでしまったのと、そんな自分の居場所を守ろうとするところがどこか自分と重ねたところがあった。常に人と比べて自分の中の闇に陥ってしまう。居場所を守るために戦わないといけない、常に人より上をいかなければならない。そんな闇に陥っている自分が同じく心の中に闇がある真澄を重ねたのかもしれない。だから、真澄の言葉に少し揺さぶられている自分がいる。
ボウケンジャーの言葉は一つ一つ心に突き刺さる。そんなボウケンジャーは是非手元に置いておきたい。そして何年か経ったらまた見直したい。ボウケンジャーからの言葉でどれぐらい自分が成長したのか、過去の自分と比較してみたい。そんなわくわく感もあったりする。





笑

