羽衣伝説は日本中に形を変えて残っています。
一番有名なのは三保の松原の羽衣伝説ですね。
衣を脱いで泳いでいた天人の羽衣を取り上げて、返還するように懇願する天人に踊りを見せてくれることを条件に衣を返す話を小学校で習いました。
愛知県豊川市にも羽衣伝説があります。
豊川市を流れる豊川に今も、一本の松があります。
豊川市の羽衣の松
その昔、一人の天人が、この松の前を流れる豊川で水浴びをしていたとき、通りかかった若者が岸辺のこの松にかけられた羽衣を見つけて持ち帰ってしまいました。
天人は羽衣を返してもらいたい一心で若者のお嫁さんになり、やがて子供も生まれ幸せな生活を送っていましたが、ある日若者の居ない日に、羽衣を見つけ出し、天に帰ってしまいました。
そのとき、天人は実を食べると病気が治る片葉のお茶の実と人形を可愛い子供に残したと伝えれています。
その子はやがて成長して京都の三十三間堂での弓の大会で優勝して有名な弓の名人の星野勘左衛門となります。
写真の羽衣の松は当時の松ではありません。4代目の松です。
場所も当初の位置から離れた場所に植えられていると想像されます。



























