コアジサシがやってきた | 心の旅 ー自然と町並みの美しさを求めてー

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千葉市の平成20年度第1回ふれあい自然観察会を6月14日(土)に開催されました。
今回のテーマは、「コアジサシと浜辺の生き物」です。

私も参加しましたが楽しい観察会でした。.

30人ほどの参加者が4班に分かれて、浜辺の生き物とコアジサイを観察しました。

私の班には、植物の詳しい方、生き物に詳しい方のお二人が指導員としてついてくれました。

 

コアジサシは、カモメ科コアシサシ属に分類される鳥で、砂浜に営巣します。

全長22~24cm、翼開長48~55cmの小さな鳥です。

キリツ!キリツ!と可愛い声で鳴きます。

最大の天敵はカラスですが、私の家の近くの磯辺の浜では、最大の敵は、野猫です。

夜になると忍び寄って、小鳥を食べてしまいます。

昨年は検見川の浜(磯辺)で100羽、子供が生まれて、無事育ったのはわずか10羽でした。

9割は猫、カラスの餌食になってしまいました。


いまは、砂浜多くお親鳥が,たまごを温めていますが、早いのは、もう雛になってよちよちと歩いています

一緒に観察していた女性陣から一斉に”可愛い!”の声が聞こえてきました。

雛は20日ほどで飛べるようになります。それまでは、カラス、猫などの外敵に怯えながら、親鳥の運ぶ餌で育ちます。オスも懸命に雛や卵を温めているメスに餌を運んでいました。

餌は何でしょうか?どこまで取りにいくのでしょうか?

検見川の浜では、餌を求めて海岸を6キロ程度は飛んでいるといわれています。

採食している魚は、カタクチイワシ 70.4%、マハゼ 13.9%、サッパ・コノシロ 1.7%,、その他 14.0%です。

これは、繁殖地の検見川の浜に落ちている魚を調べた結果だそうです。


 

ところで、コアシサシは日本の浜辺に5月頃に来てから、求愛活動をオスが開始します。

海でとってきた魚をメスに差し出して、受け取ってもらったらカップル成立です。

毎年求愛活動を繰り返すところをみると、毎年カップルを取り換えているのでしょうか?

カップルが成立すると、つがいで協力して海辺の砂礫を少し堀り、巣をつくります。

集団で狭いところに巣を作るのでコロニーと呼ばれています。

磯辺のコロニーを観察すると、シロチドリなども営巣しています。

これは、カラスなどの天敵に集団で立ち向かう集団防衛のためだと思います。

 

9月の末に南へ飛んでいきます。

日本にきたコアジサシが冬にどこで過ごすかは、よく分かっていません。

足に標識をつけて観察が行われていますが、オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアなどのようです。

 

コアジサシが千葉市で繁殖するようになったのは、最近のことです。

1997年に千葉市で営巣が見られたが、其後はなく、

2002年に幕張の空き地で大きなコロニーが形成されましたが、

ハシブトカラスの大集団に襲われて、一瞬にして壊滅しています。

2003年の検見川の浜(磯辺)でコロニーが形成され、ロープ張りが行われ、千葉市の鳥として制定されました。

2006年には、千葉市で営巣地は4か所、2007年には千葉市での営巣地は5か所になっています。


私の家からコアアイサシの営巣地の検見川の浜(磯辺)まで、歩いて20分ほどなので、

これから数か月コアジサシの観察を楽しめます。

 

 

ガイドしていただいた指導員の方々、ありがとうございました。