逆説的な言い方をすると、巨人が弱くなったのは、昨年末の大型補強が原因です。
巨人の小笠原は元日本ハムの4番、李は元ロッテの4番、ラミレスは元ヤクルトの4番、オリックスの谷など巨人は金にまかせて他チームお4番バッターやエースを集めてきた。
それが、今年は阪神に、もう7ゲーム差をつけられ、4位や5位を低迷している。
これだけのメンバーを集めてなぜ、弱いのだろうか?
それは、算数の引き算の問題なのである。
昨年暮れに巨人は最下位のヤクルトから4番のラミレスと最多勝投手のグライシンガーを獲得し、
5位に横浜から抑えのエースクルーンを獲得するという仁義なき補強を行って非難を浴びた。
実は、この補強が巨人を弱くしたのである。
野球は、いくらメンバーを集めても試合にでることのできるのは9人である。
ラミレスを取っても、ラミレの戦力が、そのままプラスにはならず、ラミレスのために試合に出られなくなった矢野や清水の戦力を引かなくてはならない、
つまり、ラミレスを取っても巨人の戦力増強は(ラミレスー矢野または清水)となって大した補強にはなっていないのである。ラミレスは肩が弱いのでその点を考慮するとさらに獲得効果は少なくなる。
ところが、阪神や中日にとっては、弱い下位のチームが巨人の仁義なき補強で更に弱くなったので、弱いチームは阪神や中日にとっての草刈り場となってしまったのである。
その結果、阪神や中日は高い勝率を維持できるのである。
こんなわけで、巨人が今年は弱いのは、巨人の仁義なき補強の結果という皮肉な因果関係があると私は思います。