それは確か・・・4月末のこと。
朝食を終えて出かける支度をするために自室に戻ろうと
階段を登りかけた私に父が声をかけてきたのが始まり。
「エアコン取り替えないか?」と。
前置きでいろいろ探りを入れてきたが要約するとそんな感じ(苦笑)。
今の自宅に住んで20年以上が経過しており
さすがに経年劣化で効きが悪くなった居間と父の部屋のは
家主の独断と財力で徐々に交換されていた。
私の部屋のも10年前くらいだったか
不具合が生じたと訴えたのだが点検修理で終了。
やがて暖房はどんなに温度を上げても生温い風しか出ず
冷房もかなり低く設定しないとやはりどうにも生温い状態に。
その頃にはセラミックファンヒーターなるものが登場し
そこそこ安価で手に入るようになっていたので暖房はそれで凌ぐ。
湿気と冷房だけはどうにもならず
どうにかこうにかごまかしながら稼動させてきた。
近年ではあまり機能に拘らなければ安価なものもあり
慈悲で購入も考えたのだが
設置場所がベッドの上ということもあり
あまり他者に疲労できる部屋でもないので躊躇していたところ。
まぁ
透析開始に伴い大掃除をしたので
足も踏み場も怪しかった部屋も
足も踏み場+αくらいには広くなっているのだが(苦笑)。
去年の冬場に母が電気代が高いと嘆いていたのを聞いてたから
私だけのせいじゃないとはいえ
あれやこれやと思い当たるふしがありすぎて肩身が狭くなる。
せめてその原因の一端である
省エネとはまだ縁の薄かった頃の産物であるエアコンだけでも
そこから比べれば超省エネ機能搭載のものに交換したかったのだ。
だが
最初に声をかけられたときは価格を聞いて躊躇してしまった。
標準工事費込みでやく8万だという。
省エネ最優先で冷暖房が使えればそれでいいと思っていたので
もっと安価なものを探す予定でいたからだ。
なのでしばし考えたのちその時はお断りしてしまった。
でも
その後一週間ほどうだうだと悩み続け
完全に故障する日もそう遠くないかなと考えると
今の自分には費用を捻出するのも難しいことだし
せっかく言い出してくれてるのだからお言葉に甘えてみようかと
再チャレンジしてみた。
どうやら最初断ったときにキャンセルしてしまったらしいのだが
再度注文してくれたらしい。
そして先週末の土曜日
20年以上前に設置したこれが
2017年モデルのこれに交換(喜)。
ただ
父の情報源はTVだったのではないかと思うのだが
私はこの商品をラジオからの音声情報からでしか知らなくて
最近のものだからもっとコンパクトなものがつくのかと思ってたら
縦幅は縮んだものの横幅は変わらず前に出っ張るとは予想外。
寝ると顔の真上に物体がくるのでなんか威圧感が半端ない(苦笑)。
しかも6畳もない部屋に6畳用とはこれいかに?って感じだし・・・。
今時は4畳用って取り扱いはないのかなぁ。
しかし
なぜ20年以上も経った今頃になって
私の部屋のエアコンを気にしたのかが不思議でならなかったのだが
のちに小耳に挟んだ情報によると
どうやら父は自分の部屋のエアコンを交換するつもりだったらしい。
だが
どうも室外機の取り付け場所がちょっと特殊だったため
取り付け工事を先方にお断りされたのだとか
もしくは標準工事外のため料金が高くなり断ったのだとか?
でも父は一度してしまった注文を断りきれず私に話をふったらしい。
私としては
父が言いだしっぺだし家計のためにと思ってしたことなのだが
お金が動く段階になって父が不満を言う事態発生。
意思の不通の次にくるお金が原因の夫婦喧嘩が勃発。
その飛び火が私にも。
まぁしらばっくれてた自分も悪いのだが
無職になってからちょっと様子見も兼ねて
事務所の家賃代を払ってなかったことにまで及び
そこまで文句を言われた母が私に苦情を訴えるという。
当日の夜には
来月分までヘソクリをかき集めてきっちり支払ってやりましたけどね。
そしたら翌朝
「払えと言ったわけじゃない」と父。
「ただ、これからどうして行くのか聞きたかった」のだと。
あと数年すれば父も会社を辞め年金生活になる。
土地は借り物だから大家さんから退去を命じられれば
返却するときは建屋を退かす必要がある(建屋は私物)。
売れればいいが壊すとなると解体費用を捻出するのは難しい。
平屋事務所を出て行く機会これまで何回もあった。
でもそのたびに大反対したのは誰?
否定され引き止められるたび諦めてた自分も悪いけど。
今となってはもう
猫ズを引き連れてじゃ普通のアパートには住めない。
ペット可なところは家賃が高い。
家賃を払い続けていくのなら
その分で安い一軒家を購入することも考えたがそれも反対された。
そこまで四方を塞がれてどうしろと?
ほんとはね
省エネこのことを考えたら事務所のエアコンを交換したかった。
でも
いつまで居られるかわからないから踏ん切りがつかない。
猫ズだけは不幸にしたくないんだけどなぁ・・・。
自分の病気も余命がわからないから先がわからないし
未来が行方不明で迷走中だよ(泣)。
せめて
父よ
母と私のために
少しでも長生きしてくれ(祈)。


