2024 J1リーグ 第22節。
フライデーナイトJリーグ。
前節、鹿島に3対1と快勝し、順位も4位に上がり、久々に勝ち点3を上げた。
今日は7位に付けるサンフレッチェ広島とのアウェイでの一戦。
新設のエディオンピーススタジアム広島は臨場感溢れる素晴らしいスタジアムだ。
写真:神戸公式
神戸は首位に食らいついて行くためにも負けられない闘いだ。
今日のスターティングメンバーは以下の通り。
酒井がケガでメンバー外となり、初瀬が先発し右サイドに入った。
宮代がケガなのか、最近ベンチから外れている。
移籍の噂も流れているだけに、ファンとしては早い復帰が待たれる。
神戸のキックオフで前半開始。
序盤から両チームがゴール前に攻め込むシーンが生まれている。
11分、右の深い位置で受けた武藤が、中を見て左足でクロスを入れると、ピンポイントで合わせた大迫が見事なヘディングゴールを決めた。
さすがに武藤ー大迫ラインでの決定力を示した。
映像:DAZN
神戸が先制‼️
大迫が2戦連続のゴールを決めた。
しかし、広島が17分、左サイドの東からのボールを新井がファーサイドに山成なりのヘディングシュートを決めて早々に同点に追い付いた。
追いつかれたが神戸の流れは悪くない。焦る事はない。
広島の攻撃力は高い。縦、斜めと早い攻撃を仕掛けて来る。
ボールへの寄せが早く、一瞬のボールのせめぎ合いで局面が変わって行く。
前半はこのまま1対1で折り返した。
後半開始は選手交代無し。
52分、初瀬のCKをトゥーレルがヘディングで折り返し、クリアされたボールを扇原が頭で中に戻すと、DFとGKの間に入ったボールに反応した広瀬が右足をうまく合わせてゴールに押し込んだ。
神戸が2対1と再度リードした。
61分、井出と佐々木が交代した。より攻撃的な佐々木が楽しみだ。
71分、ゴール前の守備からの素早いカウンター攻撃で、中盤で大迫から右の武藤にパスを出し、武藤は持ち上がりながら逆サイドを上がって来た山口へ思い切ったクロスを送った。PA中央で受けた山口が落ち着いたシュートをゴール左隅に決めた。
ここぞと言う時に現れる山口の読みはさすがだ。
これで3対1とさらにリードを拡げた。
75分、大迫、広瀬に代えて菊池、パトリッキが投入された。
81分、広島のエゼキエウが足を痛め負傷退場した。
交代枠を全て使っていた為、残り時間を10人で戦う事になった。
86分、扇原、初瀬と井手口、飯野が交代した。
アディショナルタイムの6分も攻め急がず。
得点がなかなか取れずに苦しんでいた神戸が、鹿島、広島と上位対決で3点ずつ挙げての快勝。
大迫のキープ力、武藤のサイドの突破力が十分に発揮された試合だった。武藤は先発して最後まで走り切った。本多も足が攣りかけていた。
全てを最後まで出し尽くした神戸が、2016年以来のアウェイ勝利した。
来週は7/10(水)に天皇杯を徳島ヴォルティスと、さらに7/13(土)は第23節コンサドーレ札幌との戦いが待っている。