2024 J1リーグ 第19節。

今季のリーグ戦も今日で折り返しとなる。

神戸は川崎に勝利し久々の勝ち点を上げた。

今日対戦するのはガンバ大阪。

昨シーズンの苦しみ方とは大きく変わり、強いガンバが帰って来た。

順位も神戸を勝ち点1上回る3位。

アウェイ パナソニックスタジアム吹田での「神阪ダービー」は是非とも勝って3位で後半のスタートを切りたい。



スターティングメンバーは以下の通り。


前節、左足ハムストリングに違和感を感じて途中交代したトゥーレルが先発出場出来るのは大きい。

その他は変わりなく勝つためのメンバーが出場する。

井手口、宮代、パトリッキが控える。

これもまた大きなバックアップメンバーだ。


神戸のキックオフで前半開始。


20分には初瀬のロングスローの競り合いからのボールを、大迫がマークにつかれながら胸トラップ後反転して、左足でゴールを決めた。

先制点かと思われたが、VARが介入した。


オフサイド判定ではなく、ロングスローが入った際に、PA中央付近で、井出がガンバの選手をブロックして倒したファールがあったとの判定でノーゴールとなった。

あのプレーが大迫の競ったプレーにどう関係したのか。VAR判定の基準が見えなかった。




大迫の絶妙なシュートだっただけに悔いが残る。


かなりの雨が降っているが、両チームの集中力が高い。

さすがにリーグ最少失点(13)の両チームだ。

アディショナルタイムは6分。

このままスコアレスで前半終了。


神戸は交代なく後半開始。


ガンバのプレスは強いが、神戸も耐えて前線へ運ぶ。

大迫、宇佐美両エースがシュートを放つ。


60分、神戸の井出、扇原と宮代、井手口が交代して入った。

62分、佐々木のPAでマイナスのボールを武藤がシュートしたが、ガンバGK一森のファインセーブに防がれた。


70分、ガンバのウェルトンがゴール前のこぼれ球を落ち着いて蹴り込んだ。

ガンバが先制❗️


73分、佐々木と山川に代わりパトリッキと本多が入った。

パトリッキの推進力でゴール前に迫るが得点に結びつかない。


観客は雨の中32,366人。

この観衆が格別の雰囲気を作ってくれている。


神戸の守備が疲労からかやや緩くなっている。

そこをガンバが突いてくる。

危険な時間が続く。


82分、大迫に代わり広瀬が入った。


84分、ガンバのCKをニアでヘディングで競った山口のボールがそのままゴールに入った。

2点差となった。


86分、PA内で武藤がガンバ福岡のタックルを受けて倒れた。

これはVAR判定でPKの判定。

武藤が冷静に真ん中に蹴り込んで1点差とした。


アディショナルタイムは6分。

神戸が攻勢に出るが、最後のCKも得点ならず、試合終了❗️



勝って順位を上げたかったが、敗れて上位と離される結果となった。

ガンバの集中力が神戸を封じた。

勝ったガンバは5連勝。


神戸はガンバGK一森の攻守の壁に阻まれた。

立て直して次節の首位町田戦に総力を注ぎ込んでほしい。