2024 J1リーグ 第18節。

前節苦しみながらも引き分けた神戸(4位)が、未だ道が開けていない川崎フロンターレ(14位)との一戦は国立競技場で行われる。

神戸のホームゲームとなる。



代表活動期間明けの大事なゲームだ。

前回対戦のスーパーカップでの借りを返したい。



写真:神戸公式


スターティングメンバーは以下の通り。


天皇杯で途中出場し、負傷交代した武藤の出場が心配されたが、ピッチに立てるようで、まずは安心した。


今ひとつ自分達の流れに持ち込めていないチーム状況を打開するためには、基本に立ち返り、前線のプレス、セカンドボールを拾う、ゴールへの執念、それらを試合終了まで継続することしかない。

前半と後半で違うチームになってしまうようでは、勝利はない。

先制点が大きく影響するゲームになる。


試合開始前、神戸のエバンジェリスト 槙野氏が予想通り、キックインではなくヘディングで主審に送った。


川崎のキックオフで前半開始。

神戸がボール保持し、川崎が狙いに来るところをうまく外して前線へ運んでいる。


16分、アドバンテージを見ていたPA手前のファールで得たFKを、大迫がシュート。混戦の中で初瀬がゴールを狙ったがブロックされた。


21分には、佐々木が右サイドから入れたボールを大迫がDFと競りながらシュート。これはうまくヒットせずゴールを外した。


暑い中での試合のため給水タイムが取られた。


川崎にもチャンスが増えて来たが、最終ラインは割らせない。


43分、神戸はPA右で受けた酒井がゴール前に速いクロスを入れると、最終ラインにいた武藤がタイミングよく合わせゴールに押し込んだ。





VARチェックでオフサイドが確認されたがゴールが認められた。

なかなかゴールをこじ開けられなかったが、終盤に貴重な先制点を挙げた。


神戸が1点リードして前半終了。

心配された武藤は、これまで同様の激しいプレーを展開している。


神戸のキックオフで後半開始。


48分、初瀬からのファーサイドへのボールを酒井が収めて、中の大迫に送ると、反転してシュート。コントロールされたボールだったが、川崎GKチャンソンリョンが指先で辛うじて弾き出した。


67分、佐々木、井出に代わって広瀬、宮代が入った。


72分、トゥーレルが左足ハムストリングを痛め、本多と交代した。ここまで攻守に頑張っていただけに、今後の試合への影響が心配だ。


80分、武藤、扇原に代わりパトリッキ、井手口が入った。

暑さから動きが落ちて来るが、選手交代で活力を取り戻したい。


49,541人の観衆が入った。

アディショナルタイムは5分の表示。


パスワークで何とか神戸を崩したい川崎のプレーを

全員が集中して守り切り、久々の勝ち点3を挙げた。


次節はガンバ大阪との神阪ダービーを迎える。