2024 J1リーグ 第17節。

前説、東京Vにオウンゴールの失点で敗れ、今シーズン初の連敗を喫した神戸が、今日はアウェイ 埼玉スタジアム2002で7位浦和レッズとの一戦。


写真:神戸公式


圧倒的にアウェイ感が予想される中で、上位に残り、首位を射程距離に置くために、神戸はなんとしても、ここで踏ん張らねばならない。


今日のスターティングメンバーは以下の通り。


初瀬が久しぶりに先発に入った。扇原との連携次第で神戸に展開が優位になる。

佐々木のサイドからの入りもおもしろい。

月が代わり、大迫、武藤にゴールラッシュはあるのか。

ここぞと言う時に宮代、パトリッキの攻撃への投入は心強い武器だ。


神戸のキックオフで前半開始。


神戸が開始早々に攻勢に出る。

1分、こぼれ球を大迫が強烈なヘディングシュートを撃つが、裏技のチアゴサンタナにブロックされた。惜しいチャンスだった。


15分、初瀬からのボールを右サイドで受けた酒井が軽く武藤に送り、ヘディングで大迫に繋ぎ、溢れたボールをファーサイドでフリーになっていた井出が、落ち着いてニアをゴール左隅に決めた。








映像:DAZN

神戸先制‼️


その後も神戸が優位と言うよりも、浦和がボールの出し所に苦慮している状況が続く。


アディショナルタイムは1分。

最後のチアゴサンタナの低弾道のシュートに対して、前川が補給せず右足で蹴り出した。良い判断だった。


1対0で神戸がリードし、前半終了。


神戸は選手交代なく後半開始。


立ち上がりは浦和が攻勢に出ているが、神戸は落ち着いた対応。浦和は起点となる中島翔哉が入って活気が出ている。

危険な時間が続く。


神戸は宮代が井出と交代して入った。

流れを変えられるか。


61分、中島がPA中で受け切れ込み思い切りの良いシュートを撃ち、神戸DFがスライディングでブロックしようとし、前川も手を伸ばしたが指先が僅かに触れたが勢いに負けた。


神戸が流れを戻そうとしていたが突き放された。

1対1の同点だが、俄然スタンドの浦和の声援が上がって来た。


67分、佐々木と広瀬が交代した。


浦和に余裕が見られる。

神戸もゴール前に詰めるが、決定的な形にならない。


80分、菊池、パトリッキが山川、初瀬と交代した。


アディショナルタイムは4分。

最後まで流れを戻せず1対1の引き分け。



浦和の中島翔哉が試合の流れをガラッと変えた。

浦和のGK西川の再三のファインプレーの壁を破れなかった。


前半と流れが変わった後半だった。パスミスが浦和の反撃の起点となってしまうことが増えた。これを減らさないと勝ち点は積めない。


連敗は止まったが、勝ち切る力が足りなかった。