2024 J1リーグ第3節。

前節柏レイソルに敗れ、1勝1敗(8位)となった神戸。

まだまだ先は長いが、汰木、佐々木が相次いで離脱した不安感は拭えない。

SNSで言われているが、昨シーズン斎藤未月が怪我したのも同カードだった。

ボールに集中しているがために起きたアクシデントだが、極めて残念なプレーだった。

選手同士、相手にこのままぶつかったら危険かも知れない瞬間の判断が欲しい。


今日はアウェイ 味の素スタジアムでFC東京(14位)との一戦。

2節を終えて連勝チームがないと言うスタート。

神戸の勝利を願うが、連敗は喫してはならない。


写真:神戸公式


スターティングメンバーは以下の通り。



前節体調不良だった吉田監督が復帰。
しかし、かなり状態が厳しいと言われていた汰木と佐々木が欠場。早い復帰を祈る。
井手口がベンチにはいるが、中盤と前線の構成が大きく変わった。
大迫、武藤と広瀬、宮代がどう絡んで得点を狙うのか。
大迫封じに各チームが戦術を練って来ており、周りがうまく動けるか。これからのシーズンのためにも複数の攻撃体制が必要だ。

移籍のDF岩波がベンチに入った。

最終ラインからの前線へのフィードは健在か。


神戸のキックオフで前半開始。


5分、神戸がゴール前の混戦から宮代がシュートを放つと、最終ラインで守備に入った森重がブロックしたが、このプレーでVARが介入。主審がOFRでPKの判定。体に当たった後に必要以上に上げた左腕に当たった。



写真:DAZN

PKは大迫が安定のゴールかと思われたが、踏み込んだ立ち足が滑り、ミスキックとなり大きくゴールを外れた。試合前の水まきが多かったのか、大迫には珍しいミスだった。




神戸は絶好のチャンスを逃した。


やや東京が押し込む時間帯が続く。

神戸も後ろからの斜めクロスで流れを変えようとしている。


32分には、トゥーレルからの右サイド深い位置へのクロスを、酒井がうまく収めて、ゴール前のニアの大迫に入れたが、守備に寄せられた事もありシュートが外れた。


神戸はディエゴオリベーラに入るボールをトゥーレルが、東京は大迫に入るボールは森重がそれぞれを潰しにかかっている。


神戸は先制点を逃し、このまま前半終了。


両チームメンバー交代なく後半開始。


49分、東京がCKから前川がパンチングでクリアしたボールを、ファーサイドの小泉が抑えの効いたシュートを左ポストに撃ち込むと、神戸の酒井がコースに入ってはいたが、足元を抜かれてゴールを割られた。

東京が先制点を挙げた。


57分、神戸の広瀬が武藤からのパスを受け、深い位置から中にクロスを入れると、ファーサイドに入った宮代がしっかりとタイミングを合わせ、ヘディングでゴールに叩き込んだ。




神戸が同点に追いついた。


69分、縦パスに抜け出した宮代をPA手前で東京のトレビザンが倒してしまい、DOGSOにより一発退場。

東京は20分を残して数的不利となった。

このFKはPKを失敗している大迫が狙う。

壁を作られるが、大迫は右足一閃。



大迫のシュートは、GK波多野の手をかすめてゴールに吸い込まれた。流石の大迫❗️

大迫今季初ゴール‼️

神戸が2対1とリードした。


74分、神戸は本多、広瀬が初瀬、パトリッキと交代した。

後半に出てくるパトリッキのスピードは脅威だろう。

83分には宮代と井手口が交代した。


神戸は攻撃の手を緩めない。

アディショナルタイムは7分。


95分、武藤に代え飯野が入った。


東京がGKまで上げて臨んだが、このまま終了。

神戸が先制されたが神戸が逆転勝利した。


ヒーローインタビューは勿論大迫。



大迫の決定弾はさすがだったが、広瀬と宮代の躍動も見逃せない。汰木、佐々木の代役ではない。

これで2勝1敗とした。

さあこれから再スタートだ。