私がヴィッセル 神戸の「おとなのサッカー教室」の開講と同時に申し込み、今のハーバーランドumie NORTH MALLの屋上で始まったスクールのコーチが加藤 寛(元ヴィッセル 神戸監督、コーチ)とネルソン松原(元ヴィッセル 神戸 ユース監督、コーチ)と江口倫司(元ヴィッセル 神戸選手、現ヴィッセル 神戸 スクールダイレクター)の3氏だった。

その一人、ネルソン松原氏が亡くなられた。
本名、松原ネルソン勝氏は、1951年生まれ。
ブラジル移民のご両親の間に生まれ、幼い頃からサッカーに親しみ、サンパウロFCでプロになる道も開かれていたが大学進学を選び、プロ選手にはならなかった。
その後札幌に留学生として来日、ブラジルへ帰国後、また日本に降り立ち、川崎製鉄水島がJリーグを目指して立ち上げたヴィッセル 神戸のユースコーチとなった。

多くの選手を育て、「おとなのサッカー教室」でコーチとなり、私は出会うこととなった。

明るい方だった。独特のアクセントで会話し、いつも笑顔でコーチングしてくださる姿勢が印象に残っている。

そのネルソンが亡くなったと聞いて、これまでの思い出が頭を巡っている。

ヴィッセル 神戸を辞められてからも、外部で加藤氏と共に神戸市内でサッカースクールを立ち上げ、そこでも多くの教え子達を育てられた。

最近は「関西プラジル人コミュニティ」の一員として、日系ブラジル人の方々をサポートされていたと聞く。
その献身的な活動に頭が下がる。

「我が師であるネルソン、安らかなれ」