新生・森保ジャパンは結成後2試合を連勝して上々のスタートを切った。

3戦目となるキリン・チャレンジカップ2018の第2戦は、ワールドカップロシア大会のベスト8、南米の強豪、世界ランク5位のウルグアイとの闘いを埼玉スタジアム2002で迎えた。

スターティングメンバーは、ベテランとな融合が楽しみな顔ぶれを揃えた。
※写真はテレビ朝日映像

攻守のポイントにワールドカップメンバーを配置して、特に2列目には若手の中島、南野、堂安を並べて、期待感のあるチーム構成となった。

立ち上がりの緊張感も若い世代には関係ないのか、10分に中島からのボールを南野がうまく受けてゴールを決めた。

ウルグアイにも火がついた。
中盤の選手がポジションに変化を付け、サイドを上げて、明らかに攻撃姿勢を強めて来た。

28分、ウルグアイにファールからのセットプレーで、ファーサイドに大きく振られたボールを頭で落とした所をペレイロにゴール前で見事なトラップから決められ同点。

しかし、日本は下を向かない。
36分、中島のシュートはGKに弾かれたが、右に詰めていた大迫がこぼれ球をボレーで叩き込んだ。

日本代表が2対1とリードした。

このまま前半を終了した。

まるで、ワールドカップのベスト8を戦ったベルギー戦を思い出す緊張感溢れる試合を展開していた。

後半、ウルグアイは攻めの選手交代をして来た。

46分、いきなり要注意のコーナーキックから襲いかかって来た。ヘッドですらして後ろに落ちたボールをボレーで当てられたがミスキックで救われた。だが、前半にもあったがセットプレーの混戦から流れたボールへの対応が課題だ。

中島の隙間が有れば、必ずゴールを狙う姿勢は凄い。サッカーを楽しんでいるとはこれを言うのか。

だが、好事魔多しと言うべきか。
57分、DF三浦が前線に運ぼうとしたが、前から相手が詰めて来たため、何気なくGKにバックパスをした。普通なら問題ないが、三浦の見えない位置に、ウルグアイのFWカバーニが残っていた。

緩いボールがGK東口に届く前にカバーニに奪われゴールを決められた。
2対2の同点になった。

ウルグアイの怖さが出て来たが、日本も反撃する。

59分、酒井からのボールを受けた堂安が代表初得点を挙げた。

さらに手を緩める事なくゴールを狙う。
66分、堂安の強烈なPA外からの左足から繰り出した強いシュートは止められたが、弾いたボールを走り込んだ南野が難しいボールを抑えたボレーでゴールを決めた。

なんと、4対2でリードした。

これに対してウルグアイは、75分、カバーニが引きつけてパスを受けたロドリゲスがゴールを決めた。

さすがにウルグアイ。4対3に追いついて来た。

日本代表の運動量が落ちない事と、若いFW陣のボールを受けてからの反転力には手を焼いていた。
後ろからボールを取りに行こうとすると、スルッとかわされいなくなる。終盤にこれをされると疲労がドッと出てしまう。

ウルグアイは引き分けに持ち込みたい。
単純なミスもあったが、DF陣の最終ラインを破られない守備も光った。
日本は対ウルグアイ戦21年ぶりの勝利を挙げたい。

最後まで相手へのプレスを怠らなかった日本代表が4対3で勝利を収めた。
決してコンディションが上がっていないチームではなかった世界5位のウルグアイを撃破したこの勝利は大きな自信となった。

ベテランと若い力のコンビネーションは想像以上に上手くいった。それぞれの特徴が噛み合ったゲームだった。

来年1月のアジアカップ優勝を目指して好スタートを切ったと言えるだろう。