アジアの永遠のライバル韓国とのE-1選手権最終戦は、優勝決定戦となった。
開始早々にスピードスター伊東の切れ込みから相手DFのファールを誘いPKを獲得。
これを小林悠が左に決めて先制‼️
このまま押し込むのかと思われたが、守備が受け身に回ってしまい、ボールの出所にプレスをかけきれず、ボールを動かされた。
その流れからクロスを簡単に放り込まれ、韓国のエースの、キム・シヌクに高い打点からヘッドを決められ同点。
その後も守備の受け渡しが上手くいかない状態が続き、反応も遅く押し込まれる時間が続く。
反撃に移ろうとしたDF車屋がトラップが大きくなり前に出たボールへの反応が遅れ無理なスライディングでファールを取られゴールに近い位置でFKを与えた。
これを神戸にも在籍したチョン・ウヨンに見事な縦回転のシュートを右に決められ逆転された。
日本に焦りがあったのか、その後も攻撃の起点を見つけられず、守備も受け身に回り、韓国にボールを動かされる。
最終ラインがボールへの寄せが甘く、ボールに集まってしまい、逆に振られてあっさりとキム・シヌクに決められ3対1と点差を広げられた。
選手間の距離が半端で、パスが繋がらない。
相手へのプレスも遅れる。
ハリル・ホジッチ監督の言うデュエルも3対7で負けていた。
気持ちが焦っているとバラバラになる。
繋げるボールも無理にロングで入れようとしても上手くいかない。
後半に入っても、押し込まれる展開が続く。
プレスがかからない。
セカンドボールが取れない。
奪っても細かいパスがミスになる。相手がプレスをかけてくると焦って適当なキックにさえ見える不用意なパスしか出ない。
パスを出して次に自分が受けに行く姿勢に欠けていたのではないか。
DFラインが下がってしまい、押し上げができない。負けているのになぜ下がったままなのか?
SBに入った植田の位置も高すぎるように思えた。
流れの悪さを変えるために、MF井手口を三竿にFW伊東を川又に替代え投入した。
代わった三竿が早々にペナルティエリア外でハンドを取られファール。もう少し早いプレスで攻撃を止められたように思う。
このFKはグラウンダーでコントロールされていた。これを小林悠が反応して足を出したが弾かれコースが変わってオウンゴールとなった。
追う日本が1対4と差を広げられた。
最後の交代カードは、FW倉田に代え阿部を入れた。
韓国に余裕のボール回しをされ、日本は動き回されて疲弊して行った。
ワールドカップ初戦まで半年になった現時点でこの試合運びは見たくなかった。
あえて海外組を招集しなかった日本代表だが、国内招集の選手は、自分の力以上のアピールをしたのか?
課題ばかりが目立つ試合だったが、この選手達で修正をかけるには時間が足りない。
韓国の最後まで切れなかったボールへの集中力と体力には敬意を表したい。このデュエルの強さを日本代表は学んで欲しいゲームだった。
1対4は寂しすぎる。
試合後、ハリル・ホジッチ監督は「ゲーム前から韓国が強いことは分かっていた」と言った。
そんな相手に取った戦術は正しかったのか。
ワールドカップへ出場する選手を決めるためのゲームだったのか?
アジアで圧倒されて敗れたチームが、どんな目標を立ててこれからの6ヶ月で立て直すのだろうか。