こどもの知性と豊かな心を育む作文指導  -35ページ目

こどもの知性と豊かな心を育む作文指導 

作文は、ちょっとしたコツを身につければ楽しく取り組めます。思考力の基礎でもある国語力を作文を通して学んでいきましょう。
どのお子さんも自己肯定感を高めつつ成長できるよう指導いたします。

長男は六年生に進級しました。

入学と同時に、1年生から言葉の森をはじめた長男。ときどきさぼりながらも、細く長く毎朝の暗唱を続けてきました。

宿題以外の家庭学習は、半年前に始めたでき太くんのみ。
毎日のびのび遊んでいます。

そんな長男、5年生のときに友達とチームを作り駅伝に参加しました。
毎朝、自主的に学校で朝練。
タイムを縮めるのを目標にして走りこんでいました。

私にはとても真似できませーん。

6年生になった今年も、また参加するつもりのよう。
今年こそはもっとタイムを縮めたいというのが目標だそうです。

ほんとうなら長期的な目標を掲げてもらいたいけど、それは親の勝手な都合。子どもの意見を尊重しましょ。

お母さんは、聞いた話で協力してあげましょう。

特にこれという目標もなく、なんとなく生きてきてしまった私。
何をやっても三日坊主だし、それ以前に、目標らしい目標がないし。(笑)

だから、

お母さんは目標を決めてもすぐに忘れてしまって、なかなか続かない。だから、タイムを縮めようと毎日努力しているのを、心からすごいと思っているよ。

という話をしました。

参考になる話ができない! どうしよう?

そんなときは失敗談でもいいんです。
かっこいいところを見せるよりもずっといいかも。
そのほうが、親に対して格段に親近感がわくのではないかなと思います。
子どもって、いたずら大好きですよね。

ところが、電話指導などをしていても、いたずらをしたことがないという子が意外と多いのです。

えー、いたずらしたこと、ないの?

と内心びっくり。あまり冒険しないのかな?



幼児期の子どもは、親が思いもしないいたずらをよくします。

たんすの中のものを全部引っ張り出していた……
きょうだいの髪の毛を切っていた……
まだ赤ちゃんの弟の口にチョコレートをつっこんでいた……
お母さんの鏡台でお化粧していた……
壁一面に大きな落書き……

などなど、いろいろあると思います。
これはうちの子たちがやったいたずらですが、どの子もみな似たり寄ったりではないかと思います。

でも、幼児期のことを覚えている子は少ない!
だからこそ、こういう思い出を語ってあげなくては。

それから、お父さんやお母さんの子どものころは、今の子たちよりもずっと自由にいたずらができたと思います。
そんな武勇伝の数々も、このさい暴露してしまいましょう。

自分が作った落とし穴に落っこちた、とか。(これは私)


作文を書く前にいたずら話で盛り上がっていれば、楽に書けると思います。

この課題で書いた二男は、家の壁一面にマジックで落書きをしたことと、兄弟で髪を切りあっていたことを書いていました。

この壁の落書き。
それはそれはすごい落書きです。
少し色が薄れてはいるものの、しっかり残っています。

二男は、作文の結びに

なんでこんなことをしたんだろうと思います。この落書きは、今でも壁にのこっています。

と書きました。よくわかっているなあ。意外とうまいなあ。(笑)
三男は三年生に進級しました。
いままでは●じゆうなだいめいで毎週書いてきたので、題名課題に取り組むのは初めてのこと。

初めての題名課題は、「なにかをきれいにしたこと」。

新学期を迎える時期。
お部屋を片付けたり、自分の勉強机を片付けたり、もっと小さいものでは、お道具箱や上履き洗いなども、みな「なにかをきれいにしたこと」になります。

新しいチャレンジになりますが、じゆうなだいめいに慣れているためか、ときどきピンとこない生徒さんもいます。

毎日の生活のなかで、子どもが「なにかをきれいにしたこと」姿を目にしているお母さんが、いちばん、この課題のヒントを与えてあげられると思います。

ちなみにうちの三男は、部屋の掃除を書いていました。

なぜなら……

自分の机、なーし。
お道具箱の整理、してなーい。
上履き洗い、してなーい。

結局、お部屋の掃除しかピンとこなかったのでしょう。