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ヨーロッパアシナシトカゲについて、説明します。





     学名と名前の由来

  • ヨーロッパアシナシトカゲの学名は Ophisaurus apodus です。Ophisaurus はギリシャ語で「ヘビのトカゲ」を意味し、apodus はラテン語で「足のない」を意味します。つまり、ヘビのように足のないトカゲという名前になります。

     生態

  • ヨーロッパアシナシトカゲは 昼行性 で 地表棲 のトカゲです。乾燥した草原や森林、岩場、耕作地帯などに生息し、外敵に襲われると尾を自切して逃げます。食性は 動物食 で、昆虫類、節足動物、陸生の貝類、ミミズ、カエル、鳥類の卵やヒナ、小型の哺乳類などを食べます。繁殖形態は 卵生 で、1回に6~10個の卵を湿った地面に産みます。

     大きさ

  • ヨーロッパアシナシトカゲは最大で全長 120cm にもなるアシナシトカゲ科最大種になります。そのうち尾が約1.5倍の長さを占めます。

     特徴

  • ヨーロッパアシナシトカゲは四肢が退化し、後肢の痕跡が総排泄孔付近に見られるのみとなっています。しかし、まぶたや耳孔があることや尾を自切することでヘビとは区別できます。体色は黄褐色か暗褐色で頭部はやや色が薄いように感じます。胴体は比較的大きなウロコが見られ、体の側面にウロコが小さくなっている部分に筋のように大きな1本のしわがあります。頭部には獲物をかみ砕く頑丈な顎があります。

     エサ

  • ヨーロッパアシナシトカゲは動物食で、昆虫類、節足動物、陸生の貝類、ミミズ、カエル、鳥類の卵やヒナ、小型の哺乳類などを食べます。ペットとして飼育する場合は、市販の爬虫類用フードや乾燥した昆虫類などを与えることができます。

     分布

  • ヨーロッパアシナシトカゲはバルカン半島からカスピ海までの西アジアに分布します。寒さに強いトカゲで、冬場は冬眠することもあります。

     面白い雑学

  • ヨーロッパアシナシトカゲは体が固くて丸まったり出来ないため、飼育する際には底面積が広いケージが必要です。また、尾で体を支えて垂直に立ち上がり、長い体を活かしてかなりの段差も乗り越えることができます。その姿はまるでヘビのように見えますが、実はトカゲなのです。