す 〜Episode3〜
ある森の奥深く、1人の男が歩いていた。森の動物たちは、その男から離れるように散っていく。
?「さぁて…そろそろ……」
木々が揺らぎ左右に開けた。奥から赤い鎧に包まれた巨大な人型の何かが歩いてくる。
それは自らを火の魔神と名乗った。
火の魔神「ココからサキにハ行カセナい…キサマかラハ悪しきモノを感ジル…。」
?「フッフハハハッ!心配するな!この先に用はない。どうだ、私の僕にならn
男の言葉を遮るように火の魔神が巨大な大木とも引けを取らない腕を振りかざす。
?「ハァ…人の話も聞けないゴミには荒療治が必要だなぁ…ナァ‼︎」
火の魔神の巨腕を片手で受け止める。もう一方の手で腹部を目掛けた打撃が芯に当たった。
火の魔神は膝から崩れ落ちた。
?「いい研究材料が手に入った」
そう言い残しその場を後にした。
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?「こいつに書き換えプログラムを打ち込め」
??「なかなか面白いモノを持って帰ったな」
?「こないだの緑の仮面ライダーと一緒に暴れさせたら奴らのデータも取れるんじゃないか?」
??「まぁいいだろう、こいつの戦闘データは私も欲しいと思っていた。」
寂れた工場の片隅に横たわった火の魔神。黒色のライダーがそこに近寄りデータの書き換えを行った。
??「作戦開始だ…」
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御成「タケル殿ー!マコト殿ー!不可思議事件発生ですぞーーー!」
そう言って駆け込んできたのは頭を丸めた坊主だった。
タケル「どうしたの⁉︎」
御成「街のはずれにある廃ビルで4本腕のある巨人が暴れているとの情報が入りましたぞ!」
マコト「普通の人にも見えているということか…もしそいつが奴らの仲間ならば眼魔は関係ないのか?」
タケル「今は急がなきゃ!マコト兄ちゃん行こう!御成案内して!」
マコト(アランは帰ってこないか…。)
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街のはずれた廃ビルからは煙が立ち上っていた。
御成「この先ですぞ!お二人とも、お気をつけて」
タケル、マコト「変身‼︎‼︎」
変身した2人の前には一回りも二回り大きな怪人が立ちはだかる。
タケル「で、でかい…」
4本もある巨大な腕が2人のライダーを薙ぎ払う。
マコト「くそっ…タケル!俺が惹きつける!」
タケル「マコト兄ちゃん…わかった!任せる!」
マコトが火の魔神へと走り出すと、火の魔神はターゲットをマコトへと絞った。
巨大な腕は地面を叩き割り壁を砕く、防戦一方のマコト。
火の魔神の手から繰り出された光弾が地面に倒れたマコト目掛けて放たれる。
タケル「マコト兄ちゃん!」
ダイカイガン オメガドライブ
タケルの蹴りが火の魔神の胸部へ直撃し、火の魔神が動きを止めた。
マコト「タケル、よくやった」
タケル「マコト兄ちゃん。コイツ、止まっているけど多分倒したわけじゃない…いつまた暴れ出すか。」
マコト「トドメを刺しておくか」
「その必要はない」
タケル、マコト「⁉︎」
声の下方向を向いた2人は言葉を失った。
声を放ったのは白いボディに正面が緑の顔。黒いパーカーを羽織ったライダーだった。
唖然とした2人に歩み寄る。
マコト「アラン!どういう事だ!何があった!今まで何をしていt
アラン「無駄口を叩くな、私は貴様達のデータ以外に興味はない。」
タケル「何を言ってるんだアラン!」
アラン「コイツは回収させてもらう…」
マコト「アラン!どうした!正気に戻れ!」
アラン「私の邪魔をするつもりか?」
タケル「そうじゃない!アラン!眼を覚ますんだ!お前が大切にしていた宝物をお前の手で怪我しているんだぞ!」
アランは言葉を聞き入れず2人に襲いかかる。
マコト「あの後何があったんだ…俺も残るべきだった…」
マコトは膝から崩れ落ち、動かなくなった。
タケル「マコト兄ちゃん⁉︎」
アラン「ふん…青いヤツからしまつするか。」
ダイテンガン オメガウルオウd
マイティークリティカルフィニッシュ
タケル、マコト「⁉︎」
アラン「誰だ!」
黒いボディに包まれた仮面ライダーの蹴りがアランに炸裂した。アランは膝を地面につけダメージをあらわにする。
アラン「くそ…ここは引くとしよう…覚えておけ、貴様達に計画の邪魔はさせない…」
マコト「待ってくれ!アラン!俺はお前が!
マコトの言葉の途中でアランは緑色の光に包まれ姿を消した。
マコトが地面を殴りつける。
タケルが黒いライダーに歩み寄った。
タケル「すみません。ありがとうございました…貴方の名前は?」
??(…私は…。)「仮面ライダーゲンムだ」
マコト「ゲンム…すまなかったあいつは俺の、俺たちの大事な仲間なんだ、必ず取り戻す。」
ゲンム「…私でよければ力をかそう。」
タケル「いいんですか⁉︎」
マコト「すまない…」
3人の元に御成が近づいてきた。
御成「タケル殿、そちらの方は?」
タケルとマコトが御成に事情の説明をし、4人で大天空寺へと帰った。
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?「うまくいったようだね」
ゲンム「あぁ、計画通りだ」
?(計画通りね…)
ーContinued on next timeー









