辞書… dizionario mio... | 徒然なるは我が心なり (まあ、要するに暇だ〜ってこと)

徒然なるは我が心なり (まあ、要するに暇だ〜ってこと)

ドイツ語など、外国語大好きな男子高校生の気まぐれブログ。

基本的には言語、世界史、LGBTの3つについて書きます♪( ´▽`)

受験生なのに…笑

今回は辞書について。


辞書とは、
「多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。」
デジタル大辞泉より


ちょっと、「月曜から夜更かし」のパクりっぽくはじめました笑



僕、辞書コレクターなんです。


これまでに手に入れた辞書、40冊、

本棚にのさばってます笑


欧州系辞書一番のセレクトポイントは、



語源です。


語源がなきゃだめです。



なぜ語源にこだわるのか…

それは、

欧州系の言語は周辺の言語と似ていることが多く、周りの言語に対する興味を掻き立てるものだからです。


ドイツ語の辞書で

Donnerstag を引くと、

Donner と Tag の合成語。
とあります。

さらに Donner を引くと、

ゲルマン祖語 *þunraz(雷)より
とあります。


þunraz
このpに似た文字、þは現在の英語では[θ]、現在のドイツ語では[t]と読まれるものに使っていた文字で、

英語ではソーン[θɔːn]と、
ドイツ語ではトルン[tɔʀn]と呼ばれている、


ルーン文字由来の文字です。


古英語(5~12世紀、イングランド南部で使われていた英語。現在の英語の祖語に当たる)ではまだ使われていました。

{636D64E1-0B8E-4A98-8D15-A90501D335DF:01}


上のように、もはや日本人が知っている英語ではない…
よくみると、ゲルマンの特徴がよく現れてるように見受けられます。

ルーン文字といえば、

{27288564-8C55-4C67-8CBA-25DB3297436E:01}

こんなのが結構有名だったりします。



こんな魅力あふれる辞書の世界。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?