辞書とは、
「多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。」
デジタル大辞泉より
ちょっと、「月曜から夜更かし」のパクりっぽくはじめました笑
僕、辞書コレクターなんです。
これまでに手に入れた辞書、40冊、
本棚にのさばってます笑
欧州系辞書一番のセレクトポイントは、
語源です。
語源がなきゃだめです。
なぜ語源にこだわるのか…
それは、
欧州系の言語は周辺の言語と似ていることが多く、周りの言語に対する興味を掻き立てるものだからです。
ドイツ語の辞書で
Donnerstag を引くと、
Donner と Tag の合成語。
とあります。
さらに Donner を引くと、
ゲルマン祖語 *þunraz(雷)より
とあります。
þunraz…
このpに似た文字、þは現在の英語では[θ]、現在のドイツ語では[t]と読まれるものに使っていた文字で、
英語ではソーン[θɔːn]と、
ドイツ語ではトルン[tɔʀn]と呼ばれている、
ルーン文字由来の文字です。
古英語(5~12世紀、イングランド南部で使われていた英語。現在の英語の祖語に当たる)ではまだ使われていました。
![{636D64E1-0B8E-4A98-8D15-A90501D335DF:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20130921/09/ursprung/ca/23/j/o0393024112690714184.jpg?caw=800)
上のように、もはや日本人が知っている英語ではない…
よくみると、ゲルマンの特徴がよく現れてるように見受けられます。
ルーン文字といえば、
![{27288564-8C55-4C67-8CBA-25DB3297436E:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20130921/09/ursprung/45/6f/j/o0050005012690714190.jpg?caw=800)
こんなのが結構有名だったりします。
こんな魅力あふれる辞書の世界。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?