この間にセル用アニメ1本と、幼児向け教育アニメ1本が完成致しました。セル用アニメの方は、すでに発売になっていますが、制作が遅れて大変でした…
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
![ショック!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
幼児向け教育アニメは、チョッと特殊なルート用の作品で、審査チェックが細かいので、別な意味で大変でした…まだ、最後の仕上げが残っているんですが…。
現在、最終の直し作業と、音関係の最終制作に入っております。
チィ~っと問題があったので、今回はテーマを少しだけ変えて書き直す事に致します。
今回の幼児向けアニメに関して、音声審査の関係で、いきなりアフレコをする事ができなくなったので、知り合ったばかりの岬更夜(CV)さんと言う、声優の研究生さんに協力を要請致しまして、ボランティアで仮アフレコをしていただきました。
岬さん、ご協力ありがとうございました(TдT) m(_ _ )m
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
キャラクターたちは全てオリジナルで作りました。これからは、こう言った幼児・キッズ向けのアニメをもっと作って行きたいと考えております。
意外と知られていないのですが、幼児向けアニメって簡単そうに見えて、結構微妙なノウハウがあって、それに合わないと幼児って見てくれないンですよネ。
その良い例が、最近の「ドラえもん」です。あれは、幼児向けの作りではなくボーイズ向けの作りになってしまっています。…なので、最近の幼児はドラを見なくなって来ているようです。その証拠に、幼児向けのドラの玩具が売り場から無くなって来ています。…幼児が番組(アニメ)を見ない→オモチャが売れない→玩具が作られなくなり、玩具売り場からオモチャが無くなる…と言うスパイラルになります。
ドラのキャラクター商品はそれなりに多いですが、最近はオモチャより、雑貨類の方が明らかに多いです。それって、幼児が買わなくて大人が買っていると言う事だと思います。
キッズ向けと、ボーイズ、ガールズ向けの作りの差が分かるプロデューサーも現在では少なくなって来ています。キッズ向け作品が極端に減っているというの もあるとは思うのですが、マンガ界と同じで幼児向け作品を真剣に作りたいと思っている制作者がいないと言うのが、その最大の理由だと思います……だいぶ前から問題になっていたんですが、マンガで幼児向けの作品が無くっていて、マンガ原作に頼っていたアニメ界は、アニメ作品を作れなくなって来ていました。
現在、幼児・子供向けマンガ雑誌で、コロコロコミックが唯一残っていますが、長期低落傾向には歯止めが掛かっていないようで、毎年発行部数が減っているようです。
最近のマンガ編集の質の低下と言う問題もあるとは思うのですが、出版社や、玩具メーカーと言った幼児・子供向け商品開発会社の新商品や新作にかける情熱の無さには、ガッカリさせられ事ばかりです。
唯一キッズ向けアニメで残っているアンパンマンも、やなせさんと言う原作者でもあり、偉大なプロデューサーだった先生が亡くなってしまったので、今後の将来が不安です。
ドラも藤子F先生が亡くなってから、現在のような物になってしまったような気がします。
生前の藤子さんの、幼児・子供向け作品にかける情熱は素晴らしい物がありました。特に藤子Fさんは、本当に子供向けマンガがお好きな方でした。
最近の、「少年~」と言うタイトルの付くマンガ雑誌の中身は、少年が活躍しないマンガばかりです。
偉大な先人の志を継げるアニメ・プロデューサーが少ないのには嘆かわしいと思っているのは、私くらいなのでしょうか?
キチンとした幼児・キッズ向けのアニメを作りますので、仕事下さ~い…
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