幻獣の百鬼夜行 | 北京の秋 南京の冬

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タイトルとは裏腹に親台湾派です(笑)おっさんです。話はグダグダです。それでもよろしければ。

グリフォン。

 

鷹の上半身と羽、獅子の下半身を持つ想像上の生物。

黄金を発見し、それを守るという。


ケルベロス。

 

ギリシャ神話で冥府の王ハーデース(ハデス)の番犬。 三頭一身。

 

バジリスク

 

頭部に王冠に似た模様を持つ想像上のヘビ、ないしは八本足のトカゲ。

猛毒を持つという。

 

 

(情報は主にWiki先生と私のおぼろげな記憶から)

 

 

最近マスコミ(主にTV)をにぎわせている新型コロナウイルスの変異株たち。アルファだのデルタだのはどこへ行ったのかと思えば、WHO(世界保健機構)の見解としては現在も流行の主体はオミクロン株であって、これらはあくまでもオミクロン株の中での変異(数字やアルファベットで分類される)なんだそうだ。で、グリフォンだのケルベロスだのは、学者や研究者の間で使われているニックネームなのだとか。

 

 

で、今までのオミクロン株と何が違うのかというと、感染力が強かったり免疫を突破しやすかったり…って、それはオミクロン株の特徴としてさんざん喧伝されたものだったような。で、猛毒を持つという設定の動物に由来する「バジリスク株」の毒性が極めて強い、という話は幸いにも全く聞こえてこない。

 

 

以下はあくまでも私見だが、研究者たちが幻獣の名前を付けて遊んでいる(としか見えない)時点で、もうこの感染症自体を深刻に考えていないんじゃないだろうか。中二病かよ。いくらおどろおどろしい名前で煽っても、人々ももはや「笛吹けど踊らず」状態なようだし。

 

 

この冬、インフルエンザ流行のおそれも主にマスコミによって喧伝されているが、いっそのことインフルエンザが小流行して、どさくさまぎれにコロナが「少しやっかいな風邪」程度に認識されるようになれがいいのに、と思っている。