昨日、1番印象的だった方は、40歳代。


陰部症状があり、

1.小陰唇が原因なのかもと、美容外科で小陰唇形成を受けられ


2.その後、GSMと診断されレーザー治療を受けられ


3.腟から飛び出しているものが治らないから手術で治して欲しいと希望して受診された方


診察では、飛び出している!と感じておられたのは正常の尿道口でした。骨盤臓器脱もありません。


 両側の内閉鎖筋、特に右側に圧痛(トリガー)が強く、リリース後はやや痛みが良くなる位でした。リリースをしてもすぐに反応が無い方は、長年の炎症などで線維化し、なかなかほぐれない印象があります。


 生活習慣、姿勢、運動、ストレッチ、筋トレ、可動域改善など課題は多いですが、


まずは「症状の原因の理解」から少しずつ軽快されていくと考えています。


 数年前に、同じような症状で「子宮摘出を希望し、症状が変わらない」方がいらっしゃったことを思い出しました。