骨盤内の痛みで数件の大学病院、泌尿器科、婦人科を受診され、骨盤内腫瘍は良性との画像診断から様子観察とされていた方。

 先月、水腎症を伴っていたため腹腔鏡手術で切除し、尿管と膀胱を新吻合しました。

 経過は良好で、痛みもなくなりました。

腫瘍は完全に切除され、病理診断は肉腫で切除面は陰性でした。水腎症も改善し、喜ばれておられました。

 

 婦人科、泌尿器科どちらでもないような腫瘍は、診断治療方針が明確化しにくく、画像上「良性」と診断されると、治療を敬遠してしまうと言う状態になったのだと思います。


 良性と診断されていても


「痛み」、「水腎症」がある事から治療が必要と判断しました。


やまぼうし

花言葉は「友情」^ ^