本日午前中は頻尿、陰部の不快、股関節の不調と言う方お二人いらっしゃいました。
お一人は数年前から泌尿器科やウロギネ科にもかかれており、過活動膀胱の治療をされるも軽快せず、膀胱炎を繰り返したりされていました。
膀胱鏡では膀胱の慢性炎症所見
腟内は粘膜が萎縮し、出血を伴い、膿の付着が強く、PH8.0でした。
両側内閉鎖筋の中からも外からも圧痛はかなり強く、MPPSです。
筋膜リリースにて痛みは半分くらいになりました。腟こりである事納得されていました。
慢性の膀胱炎や腟炎がMPPS発症と関連はありそうです。
局所ホルモン補充、保湿、骨盤底リハビリテーションをスタートすることになりました。様子を観ながらレーザー治療を検討となります。
もう一人の方は骨盤臓器脱手術後の方で、股関節の不調が主な症状とのことでした。臓器脱は完治されていました。両側の内閉鎖筋の圧痛が内外からあり、臀部からの圧痛もひどく、骨盤底リハビリテーションです。
普段の生活洋式で骨盤底筋のストレスになる可能性があります。
若い医師への教育もでき、1日1日MPPSやGSMの診断、治療が広がっていくと良いと感じます。
昨日、沖縄から搭乗前に^ ^