2年前、南房総のゴルフ場で、私の前の組に男性グループがプレーされていました。


私がセカンドショットを待っていたら、グリーン手前で仰向けに倒れておられている様子で、最初はふざけて仰向けになっているのかと思っていました。しかし、全然起き上がる様子がなく、お仲間の様子もおかしいもので、駆けつけると「心肺停止」!


 60代男性で体格もしっかりされており、医療従事者という事もあり、お仲間に変わり、胸骨圧迫を開始しました。


 クラブハウスからは最も遠いホールで、お仲間の方にAEDの手配と救急要請を指示し、私は「胸骨圧迫」を継続していました。胸骨圧迫すると顔色が良くなったことから「救急隊に引き継げばワンチャンある!」と必死に胸骨圧迫を続けました。


 お仲間からの「頑張って!」と本人への声かけは。この人のことを本当に慕っていらっしゃるのだと、背中を押されました。


 AED到着まで20分、それから救急隊到着まで20分とかなりハードでしたが、搬送先の知り合いの救命医から、救命できましたとの連絡はほんと嬉しかったです。


 「Facebookで投稿した思い出」にあがったので、当時を思い出し記載しました。^ ^


 その時、ちょうど数週間前にBLS(心配蘇生)の講習を受けていました。


 救急に至ったのは、搬送先のスタッフの治療も良かったこと、後ろの組に、私がいたことや、お仲間の声援、私がBLSホヤホヤであったことなど、良い要因が重なったのだと思います。


 人の縁とはどこでどうなるかわかりません。


BLSは一般の方も是非受けていただきたい講習です!