石打・西浦弓道場にも、様々な貴重な書が飾られています。
今日紹介するのは、的正面側壁に飾られている「残心」の書。
奈良・故昆布富明先(範士八段)の書
雅号:栖嶽
残心って、矢を放った後、「心が残る」のか、「心を残す」のか、
先日のオリンピックの空手の型の競技を見て、
入場から退場まで、微塵の隙のない、型の演武に見とれてしまいました。
弓においても、弓矢を執ったところから、弓を置くまで、
心の隙が無いように心がけたいです。
どうしても、行射の残心(残身)だけを意識しがちだが、
立ち座り、歩行、礼、揖と様々な体配の残心を
意識して取り組まないといけないと感じる。
【 残心 】 ・ 【 残身 】とは、深い言葉。