8月7日(土):審査前の付け矢練習(吉本先生からの指摘ポイント) | 弓道 今日のポイント

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弓道の練習での、指導ポイント、感じた点を記録していきます

今日は、大津での昇段審査。

でも、コロナ禍なので、矢渡し・開会式もなく、

お昼の受付だったので、布目道場で付け矢練習。

 

吉本先生から、2、3指摘を受けました。

  • 口割が高い。
    埜一本高い。

    審査員からは、会に入る途中なのか、
    会に収まり切れてないとの判断もあるとのこと。
    コロナ禍で、マスクをつけての行射のせいかもしれないけど、
    勝手の肘が落ちないようにの意識のせいか、
    口割が高くなっていたのかな。

    鏡を見て、巻藁では修正できるも、
    的前では、やっぱり、埜1/3高くなってるとの指摘。

    口割を僅かだけなのに下げようとすると、
    勝手の肘の位置が掴みにくくなる。
    人間の感覚ってあやふややね。
     
  • 引き胴になってる。

    勝手の肘を下げないで裏的に伸びる意識とか、
    手繰らない意識のためか、縦線が、勝手に引っ張られている
    との指摘。

    今の課題は、勝手の肘の高さと手繰り(捻りが甘くなる)の点
    そのため、縦線にまで響いている。
    審査直前で、大きな指摘ポイント。
    ⇒胴造り・弓構えでの縦線を保持して、
     引き分けで、胸で分ける意識を持たないと。
     
  • 昔から、的中は、押手で出すといわれているけれど、
    勝手の軽妙な離れも重要な要素。

    先日、全関東学生弓道選手権大会の
    ライブの試合を見させてもらって、
    中てる選手は、会の充実、押手の強さもさることながら、
    勝手の(離れ)の切れも鋭くて、軽かったと話したところ、
    押手だけでなく、如何に軽く弓力の反動で鋭く、
    真っ直ぐ裏的に出るかも重要とのコメントをもらいました。

    いい時の離れは、勝手が軽く、残心も大きく執れる感はある。
    勝手・指先の力を抜き、
    肘と、前腕の捻りだけで会から離れに持っていけるといいんだけど。
    どうしても、手首に力がかかる。
    または、指先に力が残る。
    難しい。

    以前、本多先生が、弦を刃物と思い、弽帽子を切るようなつもりでとか、
    弦溝を刃物と感じ、弦を切るように離れを出せばいいとか聞いた気が。
    (本多政和先生の離れはそのものだったな)

     

     

     

     

また、明日から出直し。