ロバートデニーロと僕 | 烏龍茶の人生旅日記

烏龍茶の人生旅日記

様々な事に挑戦したり、色んな所を旅したり、とにかく人生を楽しんでやろう!ってブログです。

初めて彼と出会ったのは、まだ肌寒さの残る五月の頭。
冷たい春雨が降る中、彼はよれよれの段ボールに入れられ、電車の高架下に捨てられていた。
しわがれた顔でこちらを見てクンクンと鳴いている、僕は彼を抱き上げてそっと頭を撫でてやった。
すると彼は気持ち良さそうにグルグルと喉を鳴らす、まるで猫のようだ。
彼なら今飼っているショーンペンとも仲良く出来るかもしれない、僕はそう思って彼を連れて帰る事にした。

家に着いて玄関の扉を開けると、ショーンペンが勢い良く飛びかかって来た。
しばらく僕の足にしがみ付いて嬉しそうに跳ねていたが、僕の腕の中に何者かがいる事に気付き、さっと離れて様子を伺うように頭を下げた。
「ショーン、新しい家族だよ」
僕がそう言って彼をショーンの前に下ろした。
すると彼らはお互いの臭いを嗅ぎ合って、すぐに打ち解けたのかじゃれ合い始めた。
「やっぱり、気が合いそうだと思ったんだ」
僕は独り言ちて洗面所に向かった、手洗いうがいをして、ついでに顔も洗う。
濡れた顔をタオルで拭って鏡を見る、よし!今日もイケメンだ!
そんなイケメンな僕の顔を、ロバートとショーンが鏡ごしに見つめていた。
「どうしたんだい?お腹が空いたの?」
僕がそう尋ねると、彼らはプルプルと震えながらこう言った。



「俺たちは犬じゃない!」



どうもこんにちは鈴木です。
今日は凄く久しぶりに、ボクシングやってた頃にお世話になってた整骨院の先生達と会ってバーベキューします、ずっとお休みな俺もゴールデンウイークをみんなに便乗してしっかり楽しみたいと思います。

じゃあの。